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205系通勤形直流電車


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概説

 1985(昭和60)年3月ダイヤ改正において、武蔵野線・横浜線の増発されることになったが、それを契機に山手線から所要車両を捻出し、山手線に新形式車両205系通勤形直流電車を導入することになった。これまで増備されていた201系電機子チョッパ制御車は新製コストが高く、当時の国鉄の財政事情から、よりコストパフォーマンスの高い車両が要望され、ほぼ同時期に新製された211系近郊形直流電車と同様に界磁添加励磁制御方式を採用した軽量ステンレス車両として、1985(昭和60)年から新製された。
 台車は軽量ボルスタレス台車とし、界磁添加励磁制御による回生ブレーキを採用、空気ブレーキは在来線では初の全電気指令式ブレーキとなった。主電動機はMT61、で山手線では6M4Tの10両編成とした。車体は軽量ステンレスではあるが、基本デザインは201系の流れを受け継ぐもので、量産先行車40両は窓が2段窓である。
 2次車からは一段下降窓を採用。国鉄分割民営化後もJR東日本・西日本で増備が続けられた。関西地区では阪和線用に1000番代が登場している。JR東日本では相模線電化用の500番代、京葉・武蔵野線用の前面デザイン変更車、山手線・横浜線用の6扉車サハ204形などが増備されてバリエーションも増えた。さらにJR東日本においてはE231系の増備により山手線からは撤退することになったが、103系の置換用としての転用が始まり、各線向けの改造が積極的に行われた。

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