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205系通勤形直流電車|0番代(量産車)


概説

 205系は1984(昭和59)年度に量産先行車40両が山手線に投入されたが、引き続き1985(昭和60)年度に通勤新線(後の埼京線)開業用に103系を捻出することとなり、山手線用として量産車が増備された。1986(昭和61)年までに10両編成30本300両が新製されている。これらは量産先行車とは異なり、側窓が一段下降窓となっている。また、前面の運行番号表示が幕式からマグサイン式に変更された。
 続いて1986(昭和61)年には関西地区にも投入されることとなり、東海道・山陽緩行線用として、7両編成4本が増備された。これらはATC機器が省略され、運行番号も幕式に戻された。
 1987(昭和62)年4月の国鉄分割民営化以降も山手線に国鉄時代と同様の増備車が1987・88(昭和62・63)年に10両編成20本、200両が増備された。前述の京阪神地区向けの増備車が7両編成だったため、山手線用増備車の番号をそのまま続番とすると、これまでの車両とは番号の法則性が合わなくなることから、一部の番号は欠番とされた。なお、最後の12編成(クハ205-49~60までの編成)では、編成中のMGが3基から2基に削減さることになり、編成中央のモハ204形はMG非搭載となり、在来車についても撤去が行われて新製車に転用された。
 1988(昭和63)年には横浜線用の増備車が登場した。ATC(京浜東北線)とATS-B(横浜線)が搭載され、側引戸の窓が拡大された。また、前面に列車種別表示窓も設けられた。
 横浜線用は1989(平成元)年までに25本が増備され、続いて1989(平成元)年には南武線用と埼京線用が増備された。横浜線用は7両編成、南武線用は6両編成であったが、かつてのように欠番とはしなかったために、埼京線では10両編成でありながら先頭車と電動車の番号の法則性は失われている。南武線用は1990(平成2)年までに16本96両、埼京線用は1990(平成2)年までに25本250両が新製された。1989(平成元)年には中央・総武緩行線(10両編成2本)と京浜東北線(10両編成6本)の増備が行われたが、車両需給の関係から、京浜東北線では1996(平成8)年までに、中央・総武緩行線では2001(平成13)年までに撤退している。
 一方、1989・90(平成元・2)年に京葉線に増備された10両編成12本は、前面形状が変更された。
 1991(平成2)年に武蔵野線用に増備された8両編成5本が編成単位での0番代のラストグループとなったが、前面形状は京葉線用とほぼ同様となった。
 2002(平成14)年以降、JR東日本では山手線へのE231系500番代投入に伴って、同線の205系は他線区に転用されることになり、先頭車化改造および転属線区の特性に合わせた改造が行われた。
 JR東日本では事故や余剰により2008(平成20)年より廃車が開始され、その後はE233系投入に伴って、京葉線、埼京線、横浜線では順次運用を離脱している。
 一方、JR西日本では、車両需給に伴い東海道線・阪和線間の転属が繰り返されたが、2014(平成26)年現在では日根野に在籍し、阪和線で使用されている。   

モハ205-52

モハ205-13~110・121~180

量産先行車に続いて1985~88(昭和60~63)年に山手線に投入されたグループで、側窓が一段下降式に変更された。量産先行車と同様に主電動機はMT61、台車はDT50、定員144(座席54)名、冷房装置はAU75G。
111~120は山手線での先頭車と電動車、付随車の番号の法則性を保つために欠番となっている。パンタグラフは後位側にPS21を装備している。写真は南武線への転出後のもので、帯色が黄色1号、黄かん色、ぶどう色2号の組み合わせに変更された。
モハ205-52(横ナハ)拡大画像を見る
昭和60.9新製
2005年5月8日 矢向駅にて

モハ205-47

4・2位側を示す。JR東日本では、山手線から他線区への転用が進められたが、中原と鎌倉の所属車は2009・10(平成21・22)年にパンタグラフがシングルアーム式のPS33Eに換装された。写真のモハ205-47は鶴見線用で、帯色は黄色、ニュートラル系、グリーン系となり、先頭車化改造車のクモハ204-1109とユニットを組む。
モハ205-47(横ナハ)拡大画像を見る
昭和60.9新製
2014年5月5日 大川駅にて

モハ205-370

モハ205-181~406

民営化以降も山手線への増備が続けられたが、横浜線への増備車からは側出入扉の窓が拡大された。写真のモハ205-370は京浜東北線から埼京線に転用されたもので、埼京線の帯色は緑15号。
モハ205-370(宮ハエ)拡大画像を見る
平成2.9新製
2012年5月1日 川越車両センターにて

モハ205-191

1・3位側を示す。写真は横浜線に投入されたもので、黄緑6号と緑15号の帯となっている。パンタグラフはシングルアーム式のPS33Eに換装された。
モハ205-191(横クラ)拡大画像を見る
昭和63.9新製
2013年5月1日 橋本駅にて

モハ204-46

モハ204-13~110・121~180

モハ205-13~180(111~120は欠番)とユニットを組む中間電動車で、1985~88(昭和60~63)年に山手線に投入された。量産先行車と同様に台車はDT50、定員144(座席54)名、冷房装置はAU75G。
モハ204-46(横ナハ)拡大画像を見る
昭和60.9新製
2014年4月28日 矢向駅にて

モハ204-57

2・4位側を示す。
モハ204-57(横ナハ)拡大画像を見る
昭和60.9新製
2013年6月28日 武蔵溝ノ口駅にて

モハ204-212

この横浜線用増備車から側出入口扉窓の拡大が行われた。
モハ204-212(横クラ)拡大画像を見る
昭和63.12新製
2010年7月13日 小机駅にて

モハ204-396

205系は1988(昭和63)年の増備途中から編成中のMGを3基から2基に削減することになり、編成中央に連結されるモハ204形はMG非搭載とし、電源誘導装置が搭載されることになった。既存の編成もMGの撤去が進められた。
MGの削減は、山手線のほか、8・10両編成で運用される線区を対象に実施された。写真は1991(平成3)年に武蔵野線に増備されたもので、5号車に連結されるMG非搭載車。武蔵野線の帯色はオレンジ色、白、こげ茶色となっている。
モハ204-396(千ケヨ)拡大画像を見る
平成3.10新製
2008年1月30日 東所沢電車区にて

クハ205-44

クハ205-5~38・41~60

1985~88(昭和60~63)年に山手線に投入されたグループで、側窓が一段下降式に、前面の運行番号表示器がマグサイン式に変更された。量産先行車と同様に台車はTR235、定員136(座席48)名、冷房装置はAU75G。39・40は山手線での先頭車と電動車、付随車の番号の法則性を保つために欠番となっている。後年、運行番号表示器はLED式に変更され、スカートも取付けられた。写真は武蔵野線への転用後のもの。
クハ205-44(千ケヨ)拡大画像を見る
昭和63.1新製
2010年8月14日 東所沢電車区にて

クハ205-132

クハ205-61~107・120~144

クハ205-61以降は側出入口扉の窓が拡大されたほか、前面に列車種別表示器が設置された。
クハ205-132(横ナハ)拡大画像を見る
平成2.8新製
2013年10月25日 矢向駅にて

クハ205-113

クハ205-108~119

1989・90(平成元・2)年に京葉線に投入されたグループで、従来車では前面のFRP成形物が外周部のみであったのに対し、本グループは全体を覆う構造となり、前面窓は曲面化されて、前照灯と尾灯の位置も変更された。客室内も乗務員室仕切窓が拡大されるなど、設計変更が随所になされている。帯色は赤14号。
京葉線の205系は、直通運転を行う内房線・外房線の110km/h運転に対応して、1995(平成7)年にブレーキ増圧等の工事を行い、施工車の形式番号表記の前に「◯」印が追加された。
本グループは廃車または東北・日光線用クハ205形600番代の種車となり、消滅している。
クハ205-113(千ケヨ)拡大画像を見る
平成1.12新製→クハ205-605 平成25.4改造
2009年9月6日 八幡宿駅にて

クハ205-146

クハ205-145~149

1991(平成3)年に武蔵野線に投入された0番代のラストグループで、京葉線の108~119と同様の前面となったが、FRP成形物の色は白色ではなく、銀色となっている。また、運行番号表示器はマグサイン式(後にLED化)となった。武蔵野線は踏切がないことからスカートの取付はなされていない。
クハ205-146(千ケヨ)拡大画像を見る
平成2.10新製
2008年1月30日 東所沢電車区にて

クハ204-44

クハ204-5~38・41~60

クハ205-5~38・40~60と同様に 1985~88(昭和60~63)年に山手線に投入されたグループで、側窓が一段下降式に、前面の運行番号表示器がマグサイン式に変更された。量産先行車と同様に台車はTR235、定員136(座席48)名、冷房装置はAU75G。39・40は山手線での先頭車と電動車、付随車の番号の法則性を保つために欠番となっている。写真は武蔵野線への転用後のもの。
クハ204-44(千ケヨ)拡大画像を見る
昭和63.1新製
2010年8月14日 東所沢電車区にて

クハ205-106

クハ204-61~107・120~144

クハ204-61以降は側出入口扉の窓が拡大されたほか、前面に列車種別表示器が設置された。写真は埼京線用の1号車に連結されたもので、後年防犯カメラを取付けたため、側窓にステッカーが貼られている。
クハ204-106(宮ハエ)拡大画像を見る
平成1.11新製→平成25.7廃車
2013年7月29日 八王子駅にて

クハ204-114

クハ204-108~119

クハ205-108~119と同様に1989・90(平成元・2)年に京葉線に投入されたグループ。本グループも廃車または東北・日光線用クハ205形600番代の種車となり、消滅している。
クハ204-114(千ケヨ)拡大画像を見る
平成1.12新製→クハ204-608 平成25.3改造
2009年12月5日 蘇我駅にて

クハ204-146

クハ204-145~149

クハ205-145~149と同様に1991(平成3)年に武蔵野線に投入された0番代のラストグループ。
クハ204-146(千ケヨ)拡大画像を見る
平成2.10新製
2008年1月30日 東所沢電車区にて

サハ205-94

サハ205-9~72・81~120

1985~88(昭和60~63)年に山手線に投入されたグループで、側窓が一段下降式に変更された。量産先行車と同様に台車はTR235、定員144(座席54)名、冷房装置はAU75G。73~80は山手線での先頭車と電動車、付随車の番号の法則性を保つために欠番となっている。写真は武蔵野線への転用後のもの。
サハ205-94(千ケヨ)拡大画像を見る
昭和63.2新製
2008年3月17日 東所沢電車区にて

サハ205-136

サハ205-121~232

横浜線用に増備されたサハ205-121以降は側出入口扉の窓が拡大された。
サハ205-136(横クラ)拡大画像を見る
昭和63.12新製
2010年7月13日 小机駅にて

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