205系通勤形直流電車|0番代(量産先行車)
概説
1985(昭和60)年に山手線に投入された量産先行車で、側窓が2段窓である。10両編成4本の計40両が新製されたが、のちにサハ204形を10号車に組み込んで11両化された。
2005(平成17)年に帯色を黄緑6号から赤14号に変更、10両編成に戻って全車京葉線に転出されたが、後継車両E233系5000番代の増備に伴って、2012(平成24)年までに全車廃車となった。
モハ205-1~12
主制御器・主抵抗器、パンタグラフ(PS21)を搭載する中間電動車(M)で、モハ204形とユニットを組む。
モハ205-11(千ケヨ)
1985.3新製→2012.2廃車
2007年10月14日 蘇我駅にて
1・3位側を示す。
モハ205-10(千ケヨ)
1985.3新製→2012.2廃車
2006年6月17日 蘇我駅にて
モハ204-1~12
MG・CPを搭載する中間電動車で、モハ205形とユニットを組む。台車はDT50、定員144(座席54)名。2・5・8・11はMGを撤去している。写真は4・2位側で、山手線時代のオリジナルの姿。
モハ204-6(東ヤテ)
1985.2新製→2011.4廃車
1989年7月19日 中野駅にて
写真は1・3位側を示す。
モハ204-10(千ケヨ)
1985.3新製→2012.2廃車
2006年6月17日 蘇我駅にて
写真は2・4位側を示す。
モハ204-12(千ケヨ)
1985.3新製→2012.2廃車
2007年10月14日 蘇我駅にて
モハ204-2・5・8・11はMGを撤去している。
モハ204-11(千ケヨ)
1985.3新製→2012.2廃車
2007年10月14日 蘇我駅にて
クハ205-1~4
奇数向制御車。205系ではATC機器を床下に搭載したため、乗務員室と客室の間の仕切には窓を設置している。台車はTR235、定員136(座席48)名。
クハ205-2(東ヤテ)
1985.2新製→2011.3廃車
1989年7月19日 中野駅にて
1996・97(平成8・9)年に前面にスカートが取付けられた。また、山手線から京葉線に活躍の場を移し、帯色が変更された。
クハ205-3(千ケヨ)
1985.2新製→2012.1廃車
2011年2月12日 海浜幕張駅にて
クハ204-1~4
偶数向制御車。
クハ204-4(千ケヨ)
1985.3新製→2012.2廃車
2007年10月14日 蘇我駅にて
写真は2・4位側を示す。
クハ204-4(千ケヨ)
1985.3新製→2012.2廃車
2006年6月17日 蘇我駅にて
サハ205-1~8
付随車。台車はTR235、定員144(座席54)名。写真は4・2位側を示す。
サハ205-3(東ヤテ)
1985.2新製→2011.3廃車
1989年7月19日 中野駅にて
サハ205-7(千ケヨ)
1985.3新製→2012.2廃車
2007年10月14日 蘇我駅にて
写真は1・3位側を示す。
サハ205-7(千ケヨ)
1985.3新製→2012.2廃車
2007年10月14日 蘇我駅にて