キハ100系・キハ110系一般形気動車|キハ111・112形150番代
概説
水郡線のキハ111・112形100番代の増備車として、1994(平成6)年9月に富士重工で2編成4両が製造されて水郡線営業所に配置された。
既に製造されていた200番代と同様に踏切事故等における乗務員保護のため、乗務員室部分の構体が250mm延長され、全長が20.5mとなっているほか、側出入口扉もプラグドア方式から戸袋引戸方式に変更されているが、ステップの高さを970mmから1,036mmに変更している。
水郡線のキハE130系化に伴って盛岡に転属し、その後151は小牛田に再転属した。
キハ111-151・152
片運転台、便所付きで、4位側に便所を設置している。新製時の定員は135(座席56)名。写真では定員132名となっている。
キハ111-152(盛モリ)
1994.9新製
2018年6月30日 大館駅にて
キハ112-151・152
基本的にキハ111-151・152とペアを組む便所なし片運転台車。新製時の定員は138(座席62)名。写真は135名に変更されている。写真の151は小牛田に所属しているが、盛岡時代の転落防止ホロの台座が残っている。
キハ112-151(仙ココ)
1994.9新製
2016年4月21日 福島駅にて
キハ111-109〜121とペアを組む便所なし片運転台車で、1991(平成3)年3月に新潟鐵工所で製造された。
キハ112-152(盛モリ)
1994.9新製
2018年6月30日 大館駅にて
キハ111形150番代(キハ111-152)車内
4位側に便所が設置されている。
2018年6月30日
キハ111形150番代(キハ111-152)車内
キハ110系一般車に共通する片側2人+4人掛けボックスシートとなっている。
2018年6月30日
キハ112形150番代(キハ112-152)車内
便所なし。
2018年6月30日