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キハ100系・キハ110系一般形気動車|キハ110形200番代


キハ110形200番代概説

 キハ110形100番代の改良形ともいえるグループで、まず1992(平成4)年度(1993年2月)に新潟鐵工所と富士重工で10両が製造され、新津と高崎に配置された。
  車体は乗客の乗降を容易にするため、側出入口のステップ高さが1,036mmから970mmとなり、側出入口扉もプラグドア方式から戸袋引戸方式に変更、戸閉機械はかもい部に取付けられた。客室内は、100番代同様セミクロスシートであるが、戸袋部の構体の厚みが40mm増すことにより、腰掛の一部と便所ユニットが車体中心寄りとなることで立席定員が減少、これについては便所ユニットの壁厚を見直して座席定員を増やしてトータルの定員は1名減にとどめている。定員118(座席53)名。ワンマン機器については、側出入口の扉開閉前にチャイムによる注意喚起を行うとともに、自動放送方式もテープ式から音声合成式に変更された。機関はDMF14HZA(420PS/2,000rpm)、液体変速機はDW14A-B、台車DT58A、TR242、冷房装置は屋根上にAU26J-Aを2基搭載する。
 続いて1993(平成5)年度分として10両(キハ110-211~220)が製造されたが、本グループから踏切事故等における乗務員保護のため、乗務員室部分の構体が250mm延長され、全長が20.5mとなった。同様に踏切事故対策としてTE装置が新設され、乗務員室の操作スイッチのレイアウトに変更が生じている。3位側出入口脇には車椅子スペースが新設されたため、定員は121(座席50)名に変更された。その後、1995(平成7)年度分として1996(平成8)年に2両(キハ110-221・222)が新潟鐵工所と富士重工で製造されて、新津と高崎に配置されている。

キハ110-204

キハ110-201〜209

4・2位側を示す。定員118(座席53)名。
キハ110-204(新ニツ)拡大画像を見る
1993.2新製
2016年11月6日 酒田駅にて

キハ110-216

キハ110-211〜222

上述のとおり、本グループから乗務員室部分の構体が250mm延長されて全長が20.5mとなった。定員は121(座席50)名に変更されている。写真は4・2位側を示す。
キハ110-216(新ニツ)拡大画像を見る
1993.10新製
2012年12月16日 新津駅にて

キハ110-221

1995(平成7)年度に増備されて高崎に配置されたキハ110-221・222の2両は、車体側面の雨樋が延長されている。写真は1・3位側を示す。
キハ110-221(高タカ)拡大画像を見る
1996.2新製
2012年3月24日 高崎駅にて

キハ110形300番代からの改造車

  1997(平成9)年には、特急「秋田リレー号」に使用されたキハ110形300番代(301~314)が郡山・長野の各工場で一般車に格下げ改造されて本グループに編入、キハ110-223~236となって新津と長野に配置された。
 長野に配置されたグループのうち、キハ110-235・236の2両については、長野新幹線開業に伴い飯山線の活性化を図るため、眺望車「ふるさと」として、すべての座席を千曲川方向に向けた2列のロングシートとし、自然豊かな車窓を楽しめるように、後ろ側の座面高さは従来通りの430mm、前側の座席は窓側に向けるため車体中央寄りに3または4人掛けので袖仕切りを設けたソファ風のものを配置して、座面高さを370mmとしている。側窓はそのままであるが、千曲川側の窓上の荷棚は撤去して開放感を持たせている。1997(平成9)年8月10日から長野-森宮野原間で限定運用に就いたが、その後一般車並みに再改造され、さらに2015(平成27)年に観光列車「おいこっと」に再改造されている。

キハ110-224

キハ110-223〜236

キハ110形300番代からの改造車で、屋根上の冷房装置等の配置が201〜222とは異なるほか、カーテンの色が特急車時代のままである点が外観上の特徴である。客室内はロングシート部分の窓枠にもテーブルが残るなど、特急車時代の面影が随所に見られる。写真は2・4位側を示す。
キハ110-224(新ニツ)拡大画像を見る
キハ110-302 1995.12新製→キハ110-224 1997.12新製
2011年8月16日 新津駅にて

キハ110形300番代

  秋田新幹線建設工事に伴う田沢湖線の約1年間の運行休止に伴い、北上線経由で代替輸送として迂回特急列車「秋田リレー号」が運転されることになった。これに伴い、キハ110系列として初の特急用として、キハ110形300番代(301~314)が1995(平成7)年度(1995年12月~1996年2月)に富士重工、新潟鐵工所で製造された。同時に片運転台タイプのとキハ111・112形300番代(301~303)が1996(平成8)年1・2月に富士重工、新潟鐵工所で製造されている。
 基本構造はキハ110形200番代に準じているが、客室内は腰掛がE217系電車のグリーン車のものに準じた片持ち式の回転式リクライニングシート(シートピッチ950mm)で肘掛部に灰皿を追加したものとなり、前後位出入台の客室寄りに手動の引戸付の仕切りが設けられた。また、後位側には小形の仕切りを設けた荷物スペースが設置された。客室内のカラーリングは暖色系で、内張がクリーム系、仕切および腰掛がブラウン系となっている。
 車体の外部塗色は、キハ110系一般色とは異なり、白地にダークピンクとライトパープルを組み合わせ、前面と側面に「竿灯」をイメージしたロゴマークが取付けられた。  機関はDMF14HZA(420PS/2,000rpm)、液体変速機はDM14A-B、台車はDT58A、TR242、冷房装置はAU26J-Aを2基搭載。定員50名。
  南秋田に配置されて1996(平成8)年3月30日より「秋田リレー号」として運転開始、1997(平成9)年3月21日の秋田新幹線開業で「秋田リレー号」が廃止されると、新津と長野に転属し、1997(平成9)年度に一般車に格下げ改造されてキハ110形200番代に編入、キハ110-223~236となって区分消滅した。

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キハ110-301〜314

1997(平成9)年にキハ110-223〜236に改造されて区分消滅した。

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