ITRENINET 鉄道車両形式写真集

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E231系一般形直流電車|800番代


概説

 JR東日本では中央・総武緩行線と営団地下鉄(現東京メトロ)東西線の相互直通運転に使用していた301系および103系1000番代1200番代を置き換えることになり、2003(平成15)年に7編成70両が東急車輛および川崎重工で製造された。
 営団地下鉄との協定により起動加速度が3.3 km/h/sと設定されているため、0番代(4M6T)と異なりMT比率を上げて6M4Tの編成となっている。
 車体も0番代などと異なり、地下鉄東西線の車両限界に合わせて裾絞りがない2,800mmの車体幅としており、先頭車の前面助士席側には非常時用のプラグ式外開き扉が設けられ、209系1000番代に似たスタイルである。幕板部には当初から車外スピーカを設置しており、車体の飾り帯は東西線のラインカラーであるセルリアンブルーにインディコブルーを組み合わせている。客室内は0番代に準じているが、車椅子スペースは営団車に合わせて2・9号車に設置されている。
 主電動機はMT73(95kW)、制御装置はIGBT素子によるVVVFインバータ(SC60C)で、補助電源装置(SIV)はSC62Aである。パンタグラフは0番代と同様のPS33Bで、冷房装置は屋根上にAU726A(50,000kcal/h)を搭載する。
 保安装置はATS-Pのほか、東西線乗入れのため、WS-ATC(国鉄型式ATC-3)に対応、2007(平成19)年3月からは保安装置更新に伴い新CS-ATC(ATC-10)に対応している。そのほか、誘導無線など、東西線乗入れの装備を有する。
 三鷹に配置され、2003(平成15)年5月1日から営業運転を開始、2009(平成21)年には、先頭車のスカートが改良型に取り替えられている。 

モハE231-802

モハE231-801~821

パンタグラフ(PS33B)とVVVFインバータ制御装置(SC60C)を搭載する中間電動車(M)で、2・5・8号車に連結される。台車はDT61G。定員は5・8号車が156(座席54)名、車椅子スペースをもつ2号車が156(座席51)名。5号車は補助蓄電池箱を準備工事のみとしている。写真は東急車輛製。2・4位側を示す。
モハE231-802(八ミツ)拡大画像を見る
2003.1新製
2016年6月19日 葛西駅にて

モハE231-802

3・1位側を示す。
モハE231-816(八ミツ)拡大画像を見る
2003.5新製
2016年6月19日 葛西駅にて

モハE230-801

モハE230-801~821

SIV(SC62A)を搭載する中間電動車(M')で、3・6・9号車に連結される。3・9号車にはCPが取付けられているが、6号車は準備工事のみとなっている。台車はDT61G。定員は3・6号車が156(座席54)名、車椅子スペースをもつ9号車が156(座席51)名。写真は東急車輛製。2・4位側を示す。
モハE230-801(八ミツ)拡大画像を見る
2003.1新製
2016年6月19日 葛西駅にて

モハE230-816

写真は1・3位側を示す。
モハE230-816(八ミツ)拡大画像を見る
2003.5新製
2016年6月19日 葛西駅にて

クハE231-801

クハE231-801~807

奇数向(津田沼方)制御車で1号車に連結される。台車は前位側がTR246Q(駐車ブレーキ、排障器付き)、後位側がTR246S。定員141(座席46)名。
クハE231-801(八ミツ)拡大画像を見る
2003.1新製
2016年7月23日 三鷹駅にて

写真はありません

クハE230-801~807

偶数向(三鷹方)制御車で10号車に連結される。台車は前位側がTR246Q(駐車ブレーキ、排障器付き)、後位側がTR246S。定員141(座席46)名。

サハE231-812

サハE231-801~814

4・7号車に連結される付随車で、台車はTR246R。定員は156(座席54)名。写真は東急車輛製で、1・3位側を示す。
サハE231-812(八ミツ)拡大画像を見る
2003.5新製
2016年6月19日 葛西駅にて

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