701系通勤形交流電車|0番代
概説
クモハ701-1~38
制御電動車(Mc)で、青森方に連結される。床下に主変換装置(CI
1)、主変圧器(TM26)などを搭載する。補助電源装置は電動発電機(MG)。屋根上には前位寄りに発電ブレーキ用のブレーキ抵抗器と、後位寄りにパンタグラフのほか特高圧機器類を搭載する。台車はDT61A。定員135(座席54)名。
写真は後年の改造後のもので、パンタグラフはシングルアーム化(PS109)、スカートが強化形となり、機器更新により主変換装置はIGBTのCI19に、主変圧器はTM32Aに変更、回生ブレーキへの変更に伴い、屋根上のブレーキ抵抗器が撤去されている。
1〜13は非ワンマン車で、車外スピーカは準備工事のみとなっている。
クモハ701-1(秋アキ)
1993.3新製→19--.--機器更新
2016年11月6日 秋田駅にて
2両編成の14〜38は製造時からワンマン対応で、外観上では出入口表示器と車外スピーカが目立つ。
クモハ701-18(秋アキ)
1993.5新製→2011.8機器更新
2021年7月4日 秋田駅にて
クハ700-1~38
制御車(T'c)で、酒田、新庄方に連結される。空気圧縮機(CP)を搭載する。台車はTR246A。定員133(座席48)名。
クハ700-1(秋アキ)
1993.3新製
2016年11月6日 秋田駅にて
2両編成の14〜38は製造時からワンマン対応車。このうちN36〜38編成のクハ700-36〜38は2000(平成12)年にセミクロスシート化され、同編成は主に秋田-新庄間で使用されている。
クハ700-37(秋アキ)
1993.9新製→2000.11セミクロスシート化
2021年7月4日 秋田駅にて
N11編成のクハ700-11とN17編成のクハ700-17には線路設備モニタリング装置(軌道材料モニタリング装置)が搭載されている。
クハ700-17(秋アキ)
1993.10新製→2019.10線路設備モニタリング装置搭載
2021年7月4日 秋田駅にて
クハ700-17の1・3位側を示す。
クハ700-17(秋アキ)
2020年11月29日 秋田駅にて
(レタッチ処理により実態とは異なる部分があります。)
N12編成のクハ700-12とN18編成のクハ700-18には線路設備モニタリング装置(軌道変位モニタリング装置)が搭載されている。
クハ700-18(秋アキ)
1993.5新製→2019.7線路設備モニタリング装置搭載
2021年7月4日 秋田駅にて
サハ701-1~13
3両編成の編成中間に連結される付随車(T)で、定員146(座席60)名。台車はTR246A。
サハ701-1(秋アキ)
1993.3新製
2016年11月6日 秋田駅にて