ITRENINET 鉄道車両形式写真集

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キヤE195系レール運搬車


概説

 JR東日本では、交換用のレール輸送には機関車牽引によるレール輸送用貨車を使用していたが、これら国鉄時代に製造された老朽化が進んだ車両の置き換えを行うため、気動車方式による効率的な輸送システムの検討を行ってきた結果、JR東海が開発したレール輸送用キヤ97系をベースとして、耐寒耐雪構造、JR東日本向けの保安装置(ATS-P/Ps)搭載等のカスタマイズを行ったレール輸送用新型気動車を導入することになった。こうして2017(平成29)年に登場したのが本系列である。
 まず、量産先行車としてロングレール運搬車0番代11両編成1本と、定尺レール運搬車1000番代2両編成1本が日本車輌製造で製造され、2017(平成29)年11月に小牛田に配置された。
 そして2020(令和2)年4月から量産車が落成し、9月までに定尺レール運搬車12編成が出場した。量産先行車のST-1編成は尾久に転属、量産車のST-2〜ST-7編成が小牛田、ST-8〜ST-13編成は尾久に配置となっている。

ロングレール運搬用

 0番代で、JR東海のキヤ97形が200mロングレール運搬用で13両編成を組むのに対し、本系列では、150mmロングレール運搬用として11両編成(8M3T)が組成される。車体長(連結面間)は各車とも18.2mで、先頭車は運転室が高床式で、前頭部にはロングレールを下ろす際に使用する折りたたみ可能なエプロン装置が搭載されている。乗務員扉は側面にはなく、妻部に設けた乗降用の階段で出入りする構造となっている。先頭車の後位と中間車は無蓋貨車に似た構造となっている。
 機関はDMF14HZD(360PS/2,100rpm)、液体変速機はDW19Bである。ブレーキ方式は電気指令式空気ブレーキ装置を採用、最高運転速度は95km/で、台車は動力台車がDT86、付随台車はTR269となっている。

キヤE195-1

キヤE195-1

青森方の先頭車(Mzc)で、重量は空車時31.5t、積車時46.6t。ATS-P/Ps車上装置を搭載。
キヤE195-1(仙ココ)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年6月6日 尾久駅にて

キヤE195-101

キヤE195-101

東京方の先頭車(Mzc)で、基本仕様はキヤE195-1に準ずる。
キヤE195-101(仙ココ)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年6月6日 尾久駅にて

キヤE194-1

キヤE194-1・2

青森方から3・4両目に連結される中間車(Mz)で、駆動機関と充電用発電機を装備する。重量は空車時27.4t、積車時47.4t。
キヤE194-1(仙ココ)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年6月6日 尾久駅にて

キヤE194-101

キヤE194-101・102

青森方から8・9両目に連結される中間車(Mz)で、駆動機関と充電用発電機を装備する。重量は空車時27.7t、積車時47.7t。
キヤE194-101(仙ココ)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年6月6日 尾久駅にて

キヤE194-201

キヤE194-201

青森方から5両目に連結される中間車(Mz)で、駆動機関と充電用発電機を装備する。重量は空車時27.4t、積車時49.5t。
キヤE194-201(仙ココ)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年6月6日 尾久駅にて

キヤE194-301

キヤE194-301

青森方から7両目に連結される中間車(Mz)で、駆動機関と充電用発電機を装備する。重量は空車時28.0t、積車時50.1t。
キヤE194-301(仙ココ)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年6月6日 尾久駅にて

キサヤE194-1

キサヤE194-1

青森方から2両目に連結される中間付随車(Tz)で、積み付け装置用発電機を装備している。
重量は空車時19.1t、積車時42.1t。
キサヤE194-1(仙ココ)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年6月6日 尾久駅にて

キサヤE194-101

キサヤE194-101

青森方から10両目に連結される中間付随車(Tz)で、積み付け装置用発電機を装備している。
重量は空車時19.1t、積車時42.1t。
キサヤE194-101(仙ココ)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年6月6日 尾久駅にて

キサヤE194-201

キサヤE194-201

編成中央(青森方から6両目)に連結される中間付随車(Tz)。積み付け装置用発電機は装備しない。重量は空車時18.9t、積車時43.3t。
キサヤE194-201(仙ココ)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年6月6日 尾久駅にて

定尺レール運搬用

 1000番代に区分され、2両編成(2M)で、車体長はングレール運搬用と同様の18.2mである。レールはクレーンで側面につり下ろすため、運転台についてはJR東海キヤ95形に準じた構造であるが、運転室への出入りは妻部と側面から可能となっている。
 機関、液体変速機、ブレーキ方式、最高運転速度、台車等に関しては、ロングレール運搬用と同一である。

キヤE195-1001

キヤE195-1001〜

定尺レール運搬用の青森方先頭車(Mzc)。重量は空車時30.1t、積車時58.7t。
写真の1001(ST-1編成)は量産先行車で、量産車(ST-2編成)とはスカートの形状が異る。小牛田に新製配置されたが、2020(令和2)年に尾久に転属している。
キヤE195-1001(東オク)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年7月4日 尾久駅にて

キヤE195-1101

キヤE195-1101〜

定尺レール運搬用の東京方先頭車(Mzc)。重量は空車時29.9t、積車時58.9t。
キヤE195-1101(東オク)拡大画像を見る
2017.11新製
2020年7月4日 尾久駅にて

キヤE195-1101

キヤE195-1101の後位川を示す。量産先行車は運転室後部の梯子や機器の配置が量産車とは異なっていたが、後に量産車と同様の配置に変更された。梯子の形状は量産車とは異なっている。
キヤE195-1101(東オク)拡大画像を見る
2020年7月4日 尾久駅にて

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