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JR東日本東北地区の非電化路線では混雑率が比較的高い左沢線用として、キハ100形を基本として客室内をオールロングシートとし、 同線の営業距離や平均乗車時間が短いことから便所を廃止して、車椅子スペースを設置したもので、1993(平成5)年に1~6、翌94(平成6)年に 7~11、1997(平成9)年に12・13が新潟鐵工所で製造された。 同時期に製造されたキハ100形200番代と同様の設計変更がなされており、踏切事故等における乗務員保護のため、乗務員室部分の構体を250mm延長し、 車体長は17mとなった。側出入口の高さは1,036mmから970mmに変更、扉についてはプラグドア方式から戸袋引戸方式となっている。 また、TE装置を装備している。 床下機器等の配置は、汚物処理装置がない点を除けばキハ100形100番代に準じており、機関はDMF11HZ(330PS/2,000rpm)、液体変速機はDW14-B、 台車はDT59、TR243である。冷房装置はAU26J-Bを1基搭載し、定員107(座席44)名。 ラストグループの12・13は、側面助士席側窓の形状が異なっている。 新庄に新製配置されたが、山形新幹線の新庄延伸に伴い、1999(平成11)年度に山形に転属している。
1・3位側を示す。キハ101-11(仙カタ) 1994.9新製 2016年9月17日 山形駅にて
1997(平成9)年に増備された12・13は側面助士席側窓の形状が異なっている。キハ101-12(仙カタ) 1997.2新製 2014年11月3日 山形駅にて
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