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719系近郊形交流電車|700番代「フルーティア」


概説

 「ふくしまデスティネーションキャンペーン」にあわせて登場したJR東日本仙台支社の観光列車で、磐越西線で定期列車に併結して運転することを考慮して719系0番代(H27編成)を種車とし、2015(平成27)年に郡山総合車両センターで改造された。福島県はりんご、梨、桃、ぶどうなど様々なフルーツに恵まれた「フルーツ王国」であることから、それら福島県産フルーツなどを使用したオリジナルスイーツや、ドリンク類を味わいながら、車窓や会話などくつろぎの時間を楽しむ「走るカフェ」をコンセプトとしている。愛称名の「フルーティア」とは「果物(Fruit)」と「お茶(Tea)」を組み合わせたものである。
 仙台方からクモハ719-701(Mc)-クシ718-701(TDc)の2両編成で、制御食堂車の形式記号「クシ」は国鉄、JRを通じて初となった。
 デザインコンセプトとして、車内は明治大正時代の近代建築と会津塗の持つ
質感を基本とし、車体は沿線の街並みの明治大正時代の西洋モダンと自然との調和を表す赤瓦と黒漆喰壁の質感をイメージしている。
 車体は側引戸が前位側の1ヵ所を残して埋められ、1号車のクシ718-701は中央に大型カウンターを配置したカフェカウンター車両、2号車のクモハ719-701は座席車で、すべての座席から車窓が楽しめるようにしてソファを配置しており、車内中央部分の座席は高床としている。
 磐越西線での運用に際し、スカートは強化型に変更、Mc車のパンタグラフはシングルアーム式のPS109に換装された。
 引き続き仙台車両センターに配置され、2015(平成27)年4月25日より営業運転を開始、土休日を中心に磐越西線郡山-会津若松間で定期列車に併結して運行、12月5日からは郡山-福島間での運行も開始され、こちらは2両編成単独運転である。なお、全席旅行商品としての発売となっている。

クモハ719-701

クモハ719-701

仙台方(2号車)に連結される制御電動車で座席車である。側出入口は前位側のみ存置し、2位側に車椅子スペース、1位側に荷物置場を配置。座席部分は1人掛け、2人掛けボックスシート、4人掛けボックスシートを組み合わせて配置しており、定員36名。パンタグラフはPS109に換装された。走行機器などは種車のままで、台車はDT32、冷房装置は屋根上にAU710Aを1基搭載する。前位寄りの1人掛け部分は高床構造ではない。後位側にはフリースペースとして、ソファを配置している。磐越西線での運用時にはこの車両の前方に一般車を連結する。冬期は写真のように連結器にカバーが装着される。
クモハ719-701(仙セン)拡大画像を見る
クモハ719-27 平成2.8新製→クモハ719-701 平成27.3改造
2015年12月13日 郡山駅にて

クモハ719-701

2・4位側を示す。
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2016年1月10日 福島駅にて

クシ718-701

クシ718-701

郡山方(1号車)に連結される制御食堂車で、定員0名。食堂車の形式記号であるがカフェカウンター車両としての位置づけで、車内は前位側に出入口を存置し、中央に車体全体にわたる大型のカフェカウンターを設置、後位側に片側3席ずつ6席のカウンター席を設置、3位側にパウダールームと便所、4位側は窓がそのまま残されて車端向きに洗面所が設置されている。床下にCPを搭載し、台車はTR69である。
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クハ718-27 平成2.8新製→クシ718-701 平成27.3改造
2015年7月20日 郡山駅にて

クシ718-701

1・3位側を示す。
クシ718-701(仙セン)拡大画像を見る
2016年1月10日 福島駅にて

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