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キハ40系一般形気動車|「いさぶろう・しんぺい」


概説

 JR九州肥薩線で運転される普通列車「いさぶろう」・「しんぺい」は、1996(平成8)年からキハ31形を畳敷きに改造した車両が使用されていたが、2004(平成16)年3月の九州新幹線部分開業に伴って専用車両を使用した観光列車とすることになり、まずキハ140-2125が改造された。
 なお、列車名の由来であるが、明治期に国家の威信をかけて建設が進められた肥薩線の工事責任者である逓信大臣山縣伊三郎と鉄道院総裁の後藤新平の名を冠している。
 「昔懐かしい20世紀の旅を提供」というコンセプトのもとに、明治期の雰囲気をイメージして、客室内は濃い茶色を基本とした伝統日本家屋風とし、床面はフローリング仕上げ、座席部分はウッドベンチとテーブルを配したボックスシートとなっている。運転席にはCCDカメラが設置されて、モニタ装置により展望映像を楽しめるようになっている。便所は洋式に変更された。車体は接続して運転される観光特急「はやとの風」用車両と同様に、中央部に展望スペースが設置されてその部分の窓を拡大、前面はフォグランプが増設されている。外部塗色は九州新幹線800系にも使用されている古代漆色となり、金色のエンブレムを配している。なお、形式番号は変更されていない。
 同年10月、増結用としてキハ47 9082が追加改造されたが、こちらは窓の改造は行われていない。
 さらに2009(平成21)年7月には、3両編成化に伴ってキハ47-8159が改造され、こちらについてもキハ47 9082と同様に窓は改造されていないが、バリアフリー対応便所、車椅子スペースが追加されている。

キハ140-2125

キハ140-2125

キハ140形はJR九州において、スピードアップのためキハ40形の機関をコマツ製のSA6D125-HD1 (360PS/2,000rpm)に換装したもので、この車両はキハ40 2125を1992(平成4)年に改造したものである。「いさぶろう・しんぺい」化に伴って、中央部に展望スペースが設置され、フォグランプを設けるなど、印象が大きく変わった。1号車(吉松方)に連結され、定員86(座席40)名。4位側に便所を設置。冷房装置はAU619K・AU620KA。
キハ140-2125(熊クマ)拡大画像を見る
キハ40 2125 昭和56.6新製→キハ140 2125 平成4.12改造→平成16.3
「いさぶろう・しんぺい」改造
2010年5月29日 熊本駅にて

キハ47-9082

キハ47 9082

キハ47形9000番代はJR九州においてキハ47形1000番代の機関を換装したグループである。キハ47-9082は2004(平成16)年に「いさぶろう・しんぺい」増結用として、キハ47 1082を種車として、客室内の改造および機関換装を行ったもので、機関はコマツ製のSA6D125HE-1(300PS/2,000rpm)となった。車内中央部に展望スペースを設けているが、窓の大型化は行われていない。2号車に連結され、定員121(座席55)名。便所なし。
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キハ47 1082 昭和55.7新製→キハ47 9082 平成16.10改造
2010年5月29日 熊本駅にて

キハ47-8159

キハ47-8159

3両編成化に伴って2009(平成21)年7月に追加改造された。3両運転時の3号車として人吉方に連結されるが、他車の点検時に使用される場合もある。4位側に多目的便所を、3位側に車椅子スペースを設置し、定員112(座席46)名。こちらも車内中央部に展望スペースを設けているが、窓の大型化は行われていない。
キハ47-8159(熊クマ)拡大画像を見る
キハ47 159 昭和56.6新製→キハ47 8159 平成13.7改造→平成21.7
「いさぶろう・しんぺい」改造
2010年5月29日 熊本駅にて

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