キハ185系特急形気動車|3000・3100番代
概説
松山地区で運用されていた老朽化したキハ58・キハ65形を置換えるため、特急形のキハ185形の一部を通勤形改造することになり、1999(平成11)年にキハ185-1002・1003・1005~1007・1009・1010・1013を種車としてキハ185-3009・3013、3102・3103・3105・3106・3107・
3109・3110・3113が、2000(平成12)年にキハ185-9・13を種車としてキハ185-3009・3013が改造された。
キハ58・65形と併結運転を行うため、ジャンパ連結器およびブレーキ系統の改造を行い、客室内はリクライニングシートの固定化、座席背面テーブルと灰皿の撤去、座席カバーのビニール化などが行われた。また、車体前面の愛称表示器は行先表示器に変更され、塗色については水色帯と赤い細帯を配したものに変更された。
キハ185-3009・3013の2両は2006(平成18)年に特急形に再改造されて原番復帰している。
キハ185-3009・3013
便所付のキハ185-9・13を種車として改造されたが、2006(平成18)年に特急形に再改造されて原番号に復帰しており、キハ185形3000番代は区分消滅した。
キハ185形3100番代
便所なしのキハ185-1002・1003・1005~1007・1009・1010・1013を種車として改造された。赤い細帯を配した塗色に変更され、形式番号も赤色文字となっている。
キハ185-3110(四マツ)
キハ185-1010 1986.10新製→キハ185-3110 1999.7改造
2021年10月17日 八幡浜駅にて
写真は1・3位側を示す。
キハ185-3105(四マツ)
キハ185-1005 1986.9新製→キハ185-3109 1999.7改造
2021年10月17日 八幡浜駅にて