キハ65系急行形気動車|キハ65形(新製車)
0番代
キハ65形の基本番代グループで、1969~72(昭和44~47)年に86両が新製された。機関はDML30HSD(500PS)を1基搭載。冷房用電源として4VK機関(90PS)とDM83A発電機(70kVA)を組合わせたものを床下に搭載している。台車はDT39・TR218(80~86はDT39A・TR218A)となっている。定員84名。
1・5・6・9・10・12・55・76・79・81・82・85・86はキハ65
801・812・1801・1811・1711・7002・8001・1812・701・611・811・1611・1701に、19・51はキハ71
2・1に、71・78はキロ65 1001・551にそれぞれ改造された。
キハ65 1~86
キハ65 3(米トリ)
1969.6新製→1998.9廃車
1989年1月3日 豊岡駅にて
500番代
寒地向けグループで、1969~71(昭和44~47)年に新製された。各種機器の氷雪対策、暖房の強化などが施されている。松本・長野に配置されて急行「アルプス」などに使用され、晩年は名古屋地区などで使用された。
多くがジョイフルトレインなどの種車となり、501・502・504・505・507・508・511・512・513・515・516はキハ65
721・7001・5001・5002・5003・5508・601・1601・712・1712・711に、キハ65
510・514はキロ65 1・1551に改造された。
その他の車両も2004(平成16)年までに廃車となって区分消滅した。