岳南鉄道5000系
概説
元東京急行電鉄5000系。
モハ5000形+クハ5100形の2両編成4本が1981(昭和56)年に竣工した。デハ5027・5028・5040・5049がモハ5001~5004に、サハ5351・5363、デハ5114、サハ5364がクハ5101~5104に改造されているが、クハは中間車からの改造のため、制御電動車に準じた運転台が新製された。定員140(座席58)名。
大型化・近代化に貢献したが、京王電鉄3000系を譲り受けたモハ7000形によって1997(平成9)年から順次廃車が開始され、最後まで予備車として残っていたモハ5002-クハ5102が2003(平成15)年に廃車となって、形式消滅した。
なお、モハ5001-クハ5102は1997(平成9)年に東急時代の緑色に塗色変更されて運行された。

モハ5000形
モハ5002
東急デハ5028 1956.9新製→岳南モハ5002 1981.6竣工→2003.3廃車
2003年8月21日 岳南富士岡駅にて

クハ5100形
クハ5102
東急サハ5363 1956.9新製→岳南クハ5102 1981.6竣工→2003.3廃車
2005年10月9日 岳南富士岡駅にて