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24系特急形寝台客車|カヤ24形

 14系特急形寝台客車では、分散電源方式が採用されたが、1972(昭和47)年11月6日に北陸トンネルで発生した夜行急行列車「きたぐに」の列車火災事故により、24系では再び集中電源方式を採用することになり、1973(昭和48)年に電源装置付きの職用車マヤ24 1~10として新潟、日車、富士重で新製された。
 発電装置として、DMF31Z-G(430PS/1,200rpm)ディーゼル機関と発電機DM95(300kVA)を組み合わせたものが2基搭載されている。車体長は16,500mmで、台車はTR54C。
 当初は向日町に配置されて関西発の九州ブルトレに使用されたが、1974・75(昭和49・50)年に新聞輸送に対応するため、高砂工場で業務用室を拡大改造し、カヤ24形に形式変更している。
 晩年は宮原や青森などに所属していたが、2003(平成15)年までに全車廃車となって形式消滅した。

カヤ24 3

カヤ24 1~10

カヤ24 3(盛アオ)拡大画像を見る
マヤ24 3 1973.8新製→カヤ24 3 1975.4改造→2003.12廃車
1989年3月22日 秋田駅にて

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