731系通勤形交流電車
概説
モハ731-101〜121
中間電動車(M)。VVVFインバータ制御装置(N-CI731)、主変圧器(N-TM731)などの主回路機器すべてを搭載する。主電動機はN-MT731(230kW)。パンタグラフは101〜119は製造当初下枠交差式のN-PS721Bであったが、2004・05(平成16・17)年にシングルアーム式のN-PS785に換装、120・121は製造当初からN-PS785となっている。台車はN-DT731、冷房装置はN-AU731(30,000kcal/h)である。定員151(座席52)名。
写真は2・4位側を示す。手前のルーバー部分が雪切室で、2・3位側に設置、1・4位側には機器室が設置されている。
モハ731-117(札サウ)
1999.12新製
2017年9月1日 小樽駅にて
1・3位側を示す。
モハ731-104(札サウ)
1996.12新製
2017年9月2日 岩見沢駅にて
機器取替車の2・4位側を示す。転落防止ホロも取付けられている。
モハ731-102(札サウ)
1996.12新製→2016.5機器取替
2017年9月2日 江別駅にて
機器取替車の3・1位側を示す。転落防止ホロも取付けられている。
モハ731-114(札サウ)
1998.12新製→2017.3機器取替
2017年11月3日 小樽駅にて
クハ731-101〜119
滝川・苫小牧方の制御車(Tc1)で、2位側に便所が設置されている。台車はN-TR731。定員141(座席50)名。
クハ731-115(札サウ)
1999.12新製
2017年9月1日 小樽駅にて
1・3位側を示す。
クハ731-104(札サウ)
1996.12新製
2017年9月2日 岩見沢駅にて
クハ731-120・121
2006(平成18)年に増備されたG-120・121編成の制御車。この2両についてはバリアフリー対応として便所が車椅子対応の洋式便所に変更され、それに伴い後位側出入口が中央寄りに変更された。後位側の跳ね上げ式の座席は廃止され、定員は139名となった。
クハ731-120(札サウ)
2006.3新製
2017年11月2日 小樽駅にて
クハ731-201〜219
小樽・北海道医療大学方の制御車(Tc2)で、SIV(NーAPS731A)とCPを搭載している。定員143(座席50)名。
クハ731-217(札サウ)
1999.12新製
2017年9月2日 岩見沢駅にて
1・3位側を示す。
クハ731-215(札サウ)
1999.12新製
2017年9月1日 小樽駅にて
クハ731-110車内
車端の側出入口横には跳ね上げ式の座席が設置されている。
2017年11月2日
クハ731-121車内
2006(平成18)年に増備されたクハ731-120・121は便所の大型化による扉配置の変更により、後位側の跳ね上げ式の座席は廃止された。
2017年11月2日
クハ731-121便所
上述のとおり、クハ731-120・121の便所は車椅子対応の大型のものとなっている。
2017年11月2日