E721系一般形交流電車｜0番代

クモハE721-1～44

制御電動車（Mc）で、一ノ関、山形寄りに連結される。屋根上にシングルアーム式のパンタグラフ（PS109）を搭載する。台車はDT72、主電動機はMT76（125kW）、主変圧器はTM32、主変換器はCI14。冷房装置は屋根上にAU730を1基搭載。定員138（座席56）名。写真は東急車輌製。クモハE721-5は2020（令和2）年にクモハE721-505に改造された。
クモハE721-34（仙セン）
2007.8新製
2009年1月4日　郡山駅にて

写真は川崎重工製。幕板部の処理方法や、ワンマン対応準備工事の出入口表示部分などが東急車輌製と異なる。
クモハE721-38（仙セン）
2007.11新製
2016年3月13日　郡山駅にて

2017（平成29）年3月改正から磐越西線の719系の大半を置き換えて同線ではワンマン運転を行うことになった。このため、非ワンマン車のうちP10〜18編成のワンマン対応改造が施工されている。東急車輛製で改造されたものは写真のクモハE721-12と13が該当する。
また、2016（平成28）年から前照灯のLED化が行われており、写真も改造後のものを示す。
クモハE721-12（仙セン）
2007.11新製→2017.2ワンマン改造
2017年3月26日　郡山駅にて

2010（平成22）年に増備されたP40～P44編成はワンマン運転対応車として落成し、整理券発行機、運賃箱、運賃表示器などが設置され、701系2両編成と共通運用となっている。写真のように、外観上は両端側扉横の出入口表示器の設置や、助士席側のミラーなどが目立つ。このグループはすべて川崎重工製である。
クモハE721-41（仙セン）
2010.9新製
2014年4月20日　福島駅にて

クハE720-1～44

制御車（T'c）で、黒磯寄りに連結される。4位側に車椅子対応の大型便所を設置しており、定員132（座席50）名。床下にSIV（SC84）、CPを2基搭載するが、クハE720-35〜39は2010（平成22）年に1基を撤去している。台車はTR256。写真は川重製。
クハE720-30（仙セン）
2007.5新製
2015年4月11日　福島駅にて

1・3位側を示す。写真は川重製。
クハE720-23（仙セン）
2007.4新製
2016年3月13日　郡山駅にて

写真は東急製。写真の36は2010（平成22）年に1・3位側のCPを撤去しているが、写真は撤去前のものである。クハE720-5は2020（令和2）年にクハE720-505に改造された。
クハE720-36（仙セン）
2007.9新製
2009年1月4日　郡山駅にて

写真はワンマン対応改造車。東急車輛製で改造されたものは写真のクハE720-13と12の2両が該当し、12は2020（令和2）年に半室指定席化改造された。
クハE720-13（仙セン）
2007.11新製→2017.2ワンマン改造
2017年3月26日　郡山駅にて

新製時からのワンマン対応車。
クハE720-40（仙セン）
2010.9新製
2014年4月20日　黒磯駅にて

2020（令和2）年3月14日ダイヤ改正から磐越西線郡山-会津若松間の一部の快速列車（「あいづ」）に指定席車両を導入することになり、P-12編成のクハE720-12の後位側の14席（うち2席は車椅子対応）がリクライニングシート化された。車体には指定席車両を明確化するため、鶴ヶ城の桜をイメージしたラッピングが施されている。
クハE720-12（仙セン）
2007.1新製→2017.2ワンマン改造→2020.2一部座席リクライニング化
2020年12月12日　会津若松駅にて