E531系一般形交直流電車|3000番代
モハE531-3001〜3007
準耐寒・耐雪仕様である3000番代の中間電動車(M1)で、パンタグラフ(PS37A)、主変圧器(TM31)、主変換装置(CI13A)、CPを搭載する。主電動機がMT75Aに変更され、風道変更により、中間電動車は側面に吸気口と整風板が片側2ヵ所設置され、客室内4ヵ所の腰掛下部に主電動機フィルターが設置されている。セミクロスシート車で、付属編成13号車に連結されてモハE530形4000番代とユニットを組む。台車はDT71、定員161(座席60)名。
モハE531-3003(水カツ)
2015.12新製
2016年1月30日 土浦駅にて
3・1位側を示す。写真はK553編成のM車で、同編成は2018(平成30)年4月から5月にかけて郡山総合車両センターに入場していたが、その際に側面車端部窓上に安全確認カメラが取付けられ、その後他の編成にも取り付けられた。これらの設備の整備が進み、2020(令和2)年3月ダイヤ改正で黒磯-新白河間、2021(令和3)年3月ダイヤ改正では水戸線でのワンマン運転が開始された。
モハE531-3003(水カツ)
2015.12新製
2018年9月16日 土浦駅にて
モハE530-4001〜3007
モハE531形3000番代とユニットを組む主変換装置(CI13A)、SIV(SC81B 280kVA)を搭載する中間電動車(M2)で、付属編成12号車に連結される。定員160(座席54)名。E531系には先頭車と次位の車両の妻面にアンチクライマーが取付けられており、本グループも後位側に装備している。また、
E531系3000番代は、2014・15(平成26・27)年に製造されたE531系0番代と同様にAM/FMラジオ受信アンテナは取付けられていない。
モハE530-4003(水カツ)
2015.12新製
2016年1月30日 土浦駅にて
1・3位側を示す。写真は安全確認カメラ取付後。
モハE530-4003(水カツ)
2015.12新製
2018年9月16日 土浦駅にて
クハE531-4001〜4007
付属編成15号車(竜田方)の制御車
(Tc)。セミクロスシートだが、便所なしのため、定員は143(座席38)名である。0番代との主な相違点として、前位台車にスノープラウが取付けられたほか、屋根上のランボードが前位寄りに延長された点などが挙げられる。基本番代と同様に、先頭車は後位側妻面に緩衝機能付きのアンチクライマーを装備する。
クハE531-4003(水カツ)
2015.12新製
2016年1月30日 土浦駅にて
1・3位側を示す。
クハE531-4001(水カツ)
2015.10新製
2016年1月23日 牛久駅にて
写真は安全確認カメラ取付後。
クハE531-4003(水カツ)
2015.12新製
2018年12月22日 宇都宮駅にて
クハE530-5001〜5007
付属編成11号車(品川・小山方)の制御車(T'c)で、ロングシート仕様。便所付で、定員は135(座席36)名。床下にCPを搭載。
クハE530-5002(水カツ)
2015.11新製
2016年1月17日 小山駅にて
安全確認カメラの取付に加え、先頭車にはホーム検知装置が取付けられている。
クハE530-5002(水カツ)
2015.11新製→2019ホーム検知装置取付
2021年5月5日 小山駅にて
サハ531-3001〜3007
セミスシート仕様の付随車(T)で、定員161(座席60)名。台車はTR255B。付属編成14号車に連結される。前位側妻面にアンチクライマーを有する。
サハE531-3003(水カツ)
2015.12新製
2016年1月30日 土浦駅にて
1・3位側を示す。写真は安全確認カメラ取付後。
サハE531-3003(水カツ)
2015.12新製
2018年12月22日 宇都宮駅にて
サハE531-3005には2020(令和)2年8月に線路設備モニタリング装置が取付けられた。
サハE531-3005(水カツ)
2017.2新製→2020.8線路設備モニタリング装置取付
2021年8月9日 小山駅にて
K553編成の安全確認カメラ
K553編成の安全確認カメラ
サハE531-3003
、クハE531-4003
2018年9月16日
K553編成の安全確認カメラ
サハE531-3003
、クハE531-4003
先頭車両と次位車両の妻面にはアンチクライマーが装備されており、先頭車は緩衝機能付きである。
2018年9月16日