E257系特急形直流電車|2500番代
概説
房総地区用に新製された
E257系500番代 4編成(元マリNB-06・07・13・14編成)を東海道本線に転用のため、2020・21(令和2・3)年に機器更新、発電ブレーキ撤去、リニューアル改造したものである。改造後の番号は種車の番号+2000となっている。NC-31・32・33・34編成として大宮に配置されている。
特急「踊り子」系統の付属編成として、東京-修善寺間で使用される。基本編成の東京方に連結されて使用され、熱海駅で分割・併合を行う。
モハE257形2500番代(2506・2507・2513・2514)
パンタグラフ、制御装置を装備する中間電動車。モハE257形500番代(506・507・513・514)を種車として改造されたもので、制御装置は三菱製SC118に更新された。13号車として連結され、定員72名。
モハE257-2507(宮オオ)
モハE257-507 2004.9新製→モハE257-2507 2020.7改造
2021年8月22日 小田原駅にて
モハE257形3500番代(3506・3507・3513・3514)
パンタグラフと制御装置を持つ1M方式の中間電動車。モハE257形1500番代(1506・1507・1513・1514)を種車として改造された。制御装置は三菱製SC119に更新。定員54名。車椅子対応設備と多目的室を有する。11号車として連結される。
モハE256形2500番代(2506・2507・2513・2514)
モハE257形2500番代とユニットを組む中間電動車で、SIVを装備する。モハE256形500番代(506・507・513・514)を種車として改造された。SIVは東洋電機製SC120に更新された。便・洗面所付きで定員64名。写真は1・3位側を示す。
モハE256-2513(宮オオ)
モハE256-513 2005.8新製→モハE256-2513 2021.2改造
2021年2月13日 伊東駅にて
クハE257形2500番代(2506・2507・2513・2514)
東京方の制御車(14号車)で、クハE257形500番代(506・507・513・514)を種車とする。本グループのみ2扉車である。定員は荷物置場が設置されたため、4名減少して48名となった。
クハE256形2500番代(2506・2507・2513・2514)
修善寺方の制御車(10号車)で、クハE256形500番代(506・507・513・514)を種車とする。CPおよびSIV(機器更新によりSC120)を装備する。定員は荷物置場が設置されたため、4名減少して60名となった。写真手前の窓が埋められている部分が荷物置場である。
クハE256-2513(宮オオ)
クハE256-513 2005.8新製→クハE256-2513 2021.2改造
2021年2月13日 伊東駅にて