E257系特急形直流電車|2500番代
概説
房総地区用に新製された E257系500番代 を、東海道本線に転用のため、2020・21(令和2・3)年に機器更新、リニューアル改造したもので、特急「踊り子」系統の付属編成として、東京-修善寺間で使用される。基本編成の東京方に連結されて使用され、熱海駅で分割・併合を行う。

モハE257形2500番代
パンタグラフ、制御装置を装備する中間電動車で、モハE257形2500番代を種車として改造された。制御装置は三菱製SC118に更新された。13号車として連結され、定員72名。

モハE257形3500番代
パンタグラフと制御装置を持つ1M方式の中間電動車。モハE257形1500番代を種車として改造された。制御装置は三菱製SC119に更新。定員54名。車椅子対応設備と多目的室を有する。11号車として連結される。

モハE256形2500番代
モハE257形2500番代とユニットを組む中間電動車で、SIVを装備する。モハE256形500番代を種車として改造された。SIVは東洋電機製SC120に更新された。便・洗面所付きで定員64名。写真は1・3位側を示す。
モハE256-2513(宮オオ)
モハE256-513 2005.8新製→モハE256-2513 2021.2改造
2021年2月13日 伊東駅にて

クハE257形2500番代
東京方の制御車(14号車)で、クハE257形500番代を種車とする。本グループのみ2扉車である。定員は荷物置場が設置されたため、4名減少して48名となった。

クハE256形2500番代
修善寺方の制御車(10号車)で、クハE256形500番代を種車とする。CPおよびSIV(機器更新によりSC120)を装備する。定員は荷物置場が設置されたため、4名減少して60名となった。写真手前の窓が埋められている部分が荷物置場である。
クハE256-2513(宮オオ)
クハE256-513 2005.8新製→クハE256-2513 2021.2改造
2021年2月13日 伊東駅にて