ITRENINET 鉄道車両形式写真集

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E257系特急形直流電車|2000番代


概説

 中央本線の特急「あずさ」、「かいじ」用に新製された E257系0番代 のうち13編成(モトM-101〜104・106・108・110・112〜116編成)を、東海道本線に転用のため、2019〜21(平成31・令和1〜3)年に機器更新、発電ブレーキ撤去、リニューアル改造したもので、改造後の番号は種車の番号+2000となっている。特急「踊り子」系統の基本編成として使用される。
 大宮に配置され、編成番号はNA-01〜13である。

モハE257-2009

モハE257形2000番代(2001〜2004・2006・2008〜2010・2012〜2016)

パンタグラフ、制御装置を装備する中間電動車で、モハE257形0番代(1〜4・6・8・10・12〜16)を種車として改造された。制御装置は三菱製SC118に更新されている。8号車として連結される。定員は改造前と同様で72名。
写真は4・2位側を示す。
モハE257-2009(宮オオ)拡大画像を見る
モハE257-9 2002.4新製→モハE257-2009 2019.12改造
2021年2月13日 伊豆急下田駅にて

モハE257-2110

モハE257形2100番代(2101〜2104・2106・2108〜2110・2112〜2116)

パンタグラフと制御装置を装備する中間電動車で、モハE257形100番代(101〜104・106・108・110・112〜116)を種車として改造された。制御装置は三菱製SC118に更新されている。
E257系リニューアル車においては、発電ブレーキが撤去され、ブレーキ制御装置の横にあった発電ブレーキ用抵抗器がなくなっているのがわかる。
種車のフリースペースは存置されており、定員64名。
写真は3・1位側を示す。
モハE257-2110(宮オオ)拡大画像を見る
モハE257-10 2002.4新製→モハE257-2110 2019.8改造
2021年3月6日 新宿駅にて

モハE257-3009

モハE257形3000番代(3001〜3004・3006・3008〜3010・3012〜3016)

パンタグラフと制御装置を装備する1M方式の中間電動車で、モハE257形1000番代(1001〜1004・1006・1008・1010・1012〜1016)を種車として改造された。制御装置はSC119に更新された。6号車として連結され、定員72名。
写真は1・3位側を示す。
モハE257-3009(宮オオ)拡大画像を見る
モハE257-1009 2002.4新製→モハE257-3009 2019.12改造
2021年2月13日 伊豆急下田駅にて

モハE256-2009

モハE256形2000番代(2001〜2004・2006・2008〜2010・2012〜2016)

モハE257形2000番代とユニットを組む中間電動車で、SIVを装備する。モハE256形0番代
(1〜4・6・8・10・12〜16)を種車として改造された。SIVは東洋電機製SC120に更新された。7号車として連結され、3位側に男子用小便所と洗面所、4位側に洋式便所が設置されている。定員64名。写真は2・4位側を示す。
モハE256-2009(宮オオ)拡大画像を見る
モハE256-9 2002.4新製→モハE256-2009 2019.12改造
2021年2月13日 伊豆急下田駅にて

モハE256-2109

モハE256形2100番代(2101〜2104・2106・2108〜2110・2112〜2116)

モハE257形2100番代とユニットを組む中間電動車で、SIVを装備する。モハE256形100番代 (101〜104・106・108・110・112〜116)を種車として改造された。種車のモハE256形100番代はモハE256形0番代と同一仕様だが、ユニット相手に番号を合わせるため100番代に区分されていた。リニューアルに合わせてSIVは東洋電機製SC120に更新されている。2号車として連結され、3位側に男子用小便所と洗面所、4位側に洋式便所が設置されている。定員64名。写真は1・3位側を示す。
モハE256-2109(宮オオ)拡大画像を見る
モハE256-109 2002.4新製→モハE256-2109 2019.12改造
2021年2月13日 伊豆急下田駅にて

クハE257-2109

クハE257形2100番代(2101〜2104・2106・2108〜2110・2112〜2116)

東京方の制御車(9号車)で、クハE257形100番代(101〜104・106・108・110・112〜116)を種車として改造されたため、前面に貫通扉付き、出入台は2ヵ所である。3位側に男子用小便所と洗面所、4位側に洋式便所が設置されている。リニューアルに合わせて2位側最前部の座席4名分が撤去されて荷物置場となり、その部分の窓が閉鎖されている。定員48名。
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クハE257-109 2002.4新製→クハE257-2109 2019.12改造
2021年2月13日 伊豆急下田駅にて

クハE256-2006

クハE256形2000番代(2001〜2004・2006・2008〜2010・2012〜2016)

伊豆急下田方の制御車(1号車)で、クハE256形0番代(1〜4・6・8・10・12〜16)を種車として改造された。出入台は前位1ヵ所のみ。2位側最前部の座席4名分が撤去されて荷物置場となり、その部分の窓が閉鎖されている。便所なし、定員60名。
クハE256-2006(宮オオ)拡大画像を見る
クハE256-6 2001.12新製→クハE256-2006 2020.4改造
2022年4月24日 国府津駅にて

サロE257-2006

サロE257形2000番代(2001〜2004・2006・2008〜2010・2012〜2016)

4号車として連結されるグリーン車で、サロハE257形(1〜4・6・8・10・12〜16)を種車として改造された。種車は普通・グリーン合造車であったが、種車の車体構造そのままに後位側の客室もグリーン室に改装された。定員は48(前位20、後位28)名。
写真は4・2位側を示す。
サロE257-2006(宮オオ)拡大画像を見る
サロハE257-6 2001.12新製→サロE257-2006 2020.4改造
2022年4月24日 国府津駅にて

サハE257-2009

サハE257形2000番代(2001〜2004・2006・2008〜2010・2012〜2016)

5号車として連結される付随車で、サハE257形0番代(1〜4・6・8・10・12〜16)を種車として改造された。定員54名で、うち2席は車椅子に対応。車端部には4位側に車椅子対応便所、3位側に男子用小便所と洗面所が設置されている。出入台の客室側には3位側に車販準備室(「踊り子」系統の車内販売は廃止)、4位側に多目的室が設置されている。
写真は1・3位側を示す。

サハE257-2009(宮オオ)拡大画像を見る
サハE257-9 2002.4新製→サE257-2009 2019.12改造
2021年2月13日 伊豆急下田駅にて

モハE256-2110車内

モハE256形2100番代車内

座席のモケットは伊豆をイメージしたカラーリングに変更された。
モハE256-2110 拡大画像を見る
2021年3月6日

サロE257-2010車内

サロE257形2000番代車内

グリーン車の車内。こちらは元々グリーン室だったものである。
サロE257-2010 拡大画像を見る
2021年3月6日

クハE256-2010車内

クハE256形2000番代荷物置場

2位側4席分の座席が撤去されて荷物置場となり、側窓が閉鎖された。(クハE257形2100番代も同様)
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2021年3月6日

モハE257-2110車内

モハE257形2100番代フリースペース

ほぼ種車のまま存置されている。
モハE257-2110 拡大画像を見る
2021年3月6日

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