721系近郊形交流電車|3000番代
クモハ721-3015〜3022
2002(平成14)年3月改正における快速「エアポート」の130km/h運転対応として、2001・02(平成13・14)年にクモハ721-15〜22を種車として苗穂工場で改造され、番号は原番号+3000となった。改造内容は側窓のポリカーボネート化、客室仕切戸のドアクローザー取付け、前照灯のHID化、ブレーキシリンダ圧力の制御パターン変更等である。2・3次車(3015〜3018)については、台車を4・5次車と同様のものに変更している。
3015〜3021は0番代時代と同様の3両編成を組み、F-3015〜F-3021編成となったが、3022は6両編成化されていたF22+F23編成のクモハ721-22を種車としており、F-3022+F-3023編成となった。その3022は2011(平成23)年に保全工事に伴い電装解除されてクハ721-3222となった。
クモハ721-3017(札サウ)
クモハ721-17 1991.3新製→クモハ721-3017 2001.7改造
2017年9月2日 岩見沢駅にて
写真は4次車のクモハ721-21から改造されたクモハ721-3021で、屋根上の発電ブレーキ用抵抗器の形状が変更されたタイプである。4次車はすべて3000番代に改造されたため、0番代にはこの形態のものは見られない。
クモハ721-3021(札サウ)
2017年11月3日 小樽駅にて
クモハ721-3201〜3203
2002(平成14)年3月改正における快速「エアポート」の130km/h運転対応として、2001・02(平成13・14)年に6両編成のクモハ721-201〜203を種車として苗穂工場で改造され、番号は原番号+3000となった。
改造内容は3000番代と同様である。2012・13(平成24・25)年に保全工事に伴い、電装解除されてクハ721-3201〜3203となって区分消滅した。
モハ721-3015〜3023
クモハ721形3000番代とユニットを組む中間電動車で、モハ721-15〜23を種車として2001・02(平成13・14)年に苗穂工場で改造された。
モハ721-3022・3023は2011(平成23)年に保全工事に伴い、サイリスタ位相制御からVVVFインバータ制御へ改造されてモハ721-3222・3123となった。
モハ721-3015(札サウ)
モハ721-15 1989.5新製→モハ721-3015 2002.3改造
2022年11月5日 岩見沢駅にて
モハ721-3101〜3103・3123
モハ721形3100番代は、まず2001・02(平成13・14)年にモハ721-101〜103を130km/h対応としたモハ721-3101〜3103が苗穂工場で改造された。この3両はサイリスタ位相制御であったが、2012・13(平成24・25)年に保全工事により、VVVFインバータ制御へ改造された。
また、上述のとおり、2011(平成23)年にモハ721-3023を保全工事によりVVVFインバータ制御としたモハ721-3123が苗穂工場で改造された。
モハ721-3123(札サウ)
モハ721-23 1992.6新製→モハ721-3023 2001.11改造
2017年11月3日 小樽駅にて
モハ721-3201〜3203・3222
モハ721形3200番代は、まず2001・02(平成13・14)年にモハ721-201〜203を130km/h対応としたモハ721-3201〜3203が苗穂工場で改造された。この3両はサイリスタ位相制御であったが、2012・13(平成24・25)年に保全工事により、VVVFインバータ制御へ改造された。
また、上述のとおり、2011(平成23)年にモハ721-3022を保全工事によりVVVFインバータ制御としたモハ721-3222が苗穂工場で改造された。
モハ721-3201(札サウ)
モハ721-201 1992.6新製→モハ721-3201 2011.12改造→2013.4保全工事
2017年11月2日 小樽駅にて
モハ720-3023
6両編成に組成されていたモハ720-23を種車として2001(平成13)年に苗穂工場で130km/h運転対応改造を行ったもので、2011(平成23)年に保全工事に伴い電装解除されてサハ721-3123となって区分消滅した。
モハ720-3101〜3103
モハ721-101〜103を種車として2001・02(平成13・14)年に苗穂工場で130km/h運転対応改造を行ったもので、2012・13(平成24・25)年に保全工事に伴い電装解除されてサハ721-3101〜3103となって区分消滅した。
クハ721-3015〜3022
クハ721-15〜22を種車として2001・02(平成13・14)年に苗穂工場で130km/h対応に改造したグループ。
3015〜3021は3両編成の滝川・苫小牧方制御車。3022は6両編成に組成され、2011(平成23)年に保全工事に伴ってクハ721-3122に改番された。
クハ721-3021(札サウ)
クハ721-21 1991.10新製→クハ721-3021 2002.3改造
2017年9月1日 苫小牧駅にて
クハ721-3101〜3103・3122
クハ721-3101〜3103は2001・02(平成13・14)年に6両編成のクハ721-101〜103を種車として苗穂工場で130km/h対応としたもの。クハ721-3122は上述のとおり、保全工事に伴って2011(平成23)年にクハ721-3022(元クハ721-22)から改番されたものである。
クハ721-3122(札サウ)
クハ721-22 1991.10新製→クハ721-3022 2001.10改造→クハ721-3122 2011.1改造
2017年11月3日 小樽駅にて
クハ721-3201〜3203・3222
クハ721-3201〜3203は2012・13(平成24・25)年に保全工事に伴い、クモハ721-3201〜3203(元クモハ721-201〜203)を苗穂工場で電装解除したもの。クハ721-3222はクモハ721-3022(元クモハ721-22)を2011(平成23)年に保全工事に伴い苗穂工場で電装解除したものである。
サハ721-3022
1区分1両の存在のサハ721-22を2001(平成13)年に苗穂工場で130km/h対応改造したもの。2003(平成15)年10月に半室uシートの全室uシート化が行われた。2011(平成23)年に保全工事に伴い、サハ721-3222に改番されて区分消滅した。
サハ721-3101〜3103・3123
モハ720-3101〜3103・3023(元モハ720-101〜103・23)を保全工事に伴って電装解除したもので、2011〜13(平成23〜25)年に苗穂工場で改造された。
サハ721-3123(札サウ)
モハ720-23 1992.6新製→モハ720-3023 2001.11改造→サハ721-3123 2011.1改造
2017年11月3日 小樽駅にて
サハ721-3201〜3203・3222
サハ721-3201〜3203はサハ721-201〜203を2001・02(平成13・14)年に苗穂工場で130km/h対応としたもので、2003・04(平成15・16)年に苗穂工場で半室uシートの全室uシート化が行われた。サハ721-3222は上述のとおり、サハ721-3022を2011(平成23)年に苗穂工場で保全工事行った際に改番したものである。
サハ721-3222(札サウ)
サハ721-22 1992.6新製→サハ721-3022 2001.11改造→サハ721-3222 2011.1改造
2017年11月3日 小樽駅にて