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721系近郊形交流電車|1000番代


モハ721-1009

モハ721-1001~1009

6・7次車として1993・94(平成5・6)年に製造された。785系で実績のあるGTO方式のVVVFインバータ制御装置(N-CI721A)、主電動機はN-NT785A(215kW)を採用、130km/h運転に対応し、1000番代と区分された。側窓は熱線吸収ガラスに、台車は軸箱支持装置の円錐ゴム式軸ばね方式から軸ダンパ併用軸梁式への変更によりN-DT721Aとなった。
1009は1995(平成7)年に主回路機器をIGBTを使用した交流回生ブレーキ付3レベルコンバータ・インバータ方式に換装し、屋根上の発電ブレーキ用抵抗器が撤去されたが、2016(平成28)年1月に機器取替が行われた。
1001~1008は8次車投入に伴う編成変更により、2003(平成15)年にモハ721-4104・4204・4201・4101・4202・4102・4203・4103に改造された。
写真は1009の2016(平成28)年の機器取替後2・4位側を示す。
モハ721-1009(札サウ)拡大画像を見る
1994.9新製
2022年11月6日 岩見沢駅にて

モハ721-1009

写真は1009の1・3位側を示す。屋根上の発電ブレーキ用抵抗器撤去後は、台座と配管の一部が残されていたが、その後配管は大部分が撤去されて車端部付近にのみ残された。
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2022年11月3日 苫小牧駅にて

クハ721-1009

クハ721-1001~1009

6・7次車の滝川・苫小牧方制御車。便所付で、台車はN-TR721Aに変更された。製造時の定員はクハ721形0番代と同様で92(座席48)名。1001・1003・1005・1007・1009の5両は2000・01(平成12・13)年に半室uシート化改造され、1009を除く4両は2003(平成15)年にuシート部を普通席に復元した。また、1001~1008は8次車投入に伴う編成変更により、2003(平成15)年にクハ721-5101・4104・5102・4101・5001・4102・5103・4103に改番された。一方、1009は同年全室uシート化されてF-1009編成は快速「エアポート」の予備編成的な扱いとなり、F-5001編成と組んで快速「エアポート」に使用されることもあったが、733系3000番代の増備により、運用を外れていた。上述のモハ721-1009の機器取替後に運用復帰して、専ら札幌都市圏のローカル運用に就いている。
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1994.9新製
2017年9月2日 江別駅にて

クハ721-1009

1・3位側を示す。
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2022年11月3日 苫小牧駅にて

クハ721-2009

クハ721-2001~2009

6・7次車では小樽方先頭車はMcからTc2に変更され、新たに2000番代に区分された。便所設備はなく、1位側には車椅子スペースが設置された。定員91(座席47)名。床下にSIVとCPを装備する。
2001~2008は8次車投入に伴う編成変更により、2003(平成15)年にクハ721-5201・4204・4201・5202・4202・5002・4203・5203に改番されて写真の2009のみが残り、F-1009編成の小樽方先頭車として札幌都市圏のローカル運用に就いている。
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1994.9新製
2006年7月19日 小樽駅にて

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