ITRENINET 鉄道車両形式写真集

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キハ58系特急形気動車|キハ28形(キロ28形改造車)


5000番代

 キハ28 5001~5018は、キロ28 4・15~17・22・25・68・69・71・110・143・144・155・157・178~180・202を種車として、キハ28 5001~5018に改番したものである。これは1980(昭和55)年10月ダイヤ改正において、国鉄四国総局では急行列車に使用していたグリーン車を普通車の座席指定車に格下げし、利用率の向上を図ることになったためで、座席カバーのビニール化などが行われた程度で大きな改造はなされていない。これらはすべて4DQ発電機関を搭載した車両で、5013~5018が4VK発電装置に換装されて1980~82(昭和55~57)年にキハ28 5206・5209・5208・5205・5204・5207に再改造されたほかは1984~86(昭和59~61)年に廃車となり、区分消滅した。

5200番代

 キハ28 5201~5223は、前述のキハ28 5013~5018を再改造したグループ(5204~5209)と、4VK発電装置を搭載したキロ28形2100・2300・2500番代を格下げしたグループ(5201~5203・5210~5223)とがある。キハ28 5201~5203・5210~5223の種車はキハ28 2177・2194・2195・2159・2171・2183・2189・2203・2204・2306・2310・2311・2201・2516・2151・2152・2192である。四国地区のほか、5221~5223の3両は九州(大分)地区で使用された。種車によって雨樋の低い後期形も存在していた。四国用は1987~90(昭和62~平成2)年までに全車廃車となったが、九州用の3両は長崎-佐世保間の快速「シーサイドライナー」用として1993(平成5)年にアコモ改造された。

キハ28 5215

キハ28 5201~5203・5210~5215・5219・5221~5223

4VK発電装置を取付けたキロ28形2100番代を格下げしたもの。
キハ28 5215(四カマ)拡大画像を見る
キロ28 204 1966.11新製→キロ28 2204 1979.5改造→キハ28 5215 1984.8改造→1989.1廃車
1986年3月1日 高松駅にて

キハ28 5208

キハ28 5204~5209

キハ28形5000番代を改造したもの。
キハ28 5208(四カマ)拡大画像を見る
キロ28 178 1965.11新製→キハ28 5015 1980.11改造→キハ28 5208 1982.6改造→1987.1廃車
1986年3月1日 高松駅にて

キハ28 5217

キハ28 5216~5218

キロ28形2300番代のうち最終増備車の2306・2310・2311を改造したため、雨樋が低くなっている。写真の車両は種車がユニット窓に改造されていたタイプ。
キハ28 5217(四マツ)拡大画像を見る
キロ28 2310 1968.4新製→キハ28 5217 1985.3改造→1990.12廃車
1989年8月2日 松山運転所にて

キハ28 5220

寒地向けキロ28形の最終増備車であるキロ28 2516を改造したもの。

5300番代

 キハ28 5301は1975(昭和50)年にキロ28 156を半室普通車化改造したキロハ28 1を1980(昭和55)年に格下げしたもので、1984(昭和59)年に廃車となって区分消滅した。

キハ28 5301

キロハ28 1を1980(昭和55)年に格下げしたもの。

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