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JR西日本岡山支社の津山線向けの観光列車で、2022(令和4)年7〜9月に開催される岡山デスティネーションキャンペーン(岡山DC)」に伴って、キハ40 2049を種車として、同年6月に後藤総合車両所で改造された。(形式番号は変更なし)
岡山県北エリアは名湯・美作三湯(みまさかさんとう)や桜の名所など豊かな自然があり、それらが生み出す産物や脈々と息づく文化・伝統、おもてなしに触れ、身体も心もあたたかく美しきを作る旅へといざなう観光列車として企画された。
愛称の「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」は、美しさ、楽しさを「作」る、笑顔・花が「咲く」、その地の美しさや楽しさを探し求める「索」という岡山県北の旅で体感できる3つの「SAKU」からネーミングされた。
車体色は温泉・おもてなしがもたらす癒しや、岡山県北エリアに名所として点在する桜をイメージした「淡いピンク色」をベースとして、風に運ばれた四季折々の花びらが旅人を包み込み、沿線の町や人、観光スポットに花を添えるのを表現している。ロゴマークは、旅を贈る、旅を包む、リボンの柔らかな曲線で旅への優雅さと高揚感を表現している。
客室内は中央部に4人ボックス席を4ヵ所配置、その前後はロングシート仕様のペアシートを岡山方に4組、津山方に8組配置している。(座席定員40名)また、食事やスイーツを提供するため、各座席にはテーブルを配置している。 内装はグリーンやブラウンを取り入れた落ち着いたカラーリングを基調とし、岡山県北エリアの山や森の自然の中で過ごすイメージとしている。また、のれんの町並みで知られる真庭市勝山ののれんや、地元建部町出身の水彩画家「おかだ美保」氏が描いた沿線風景の水彩画で彩っている。
2022(令和4)年7月1日から営業運転を開始、土休日を中心に、岡山-津山間を1往復運転している。
定員は観光列車以外での運転も想定しており、120(座席40)名となっている。 キハ40 2049(岡オカ) 1980.3新製→2022.6「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」化改造 2024年4月28日 津山駅にて
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