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肥後大津地区の宅地開発が進みつつあった豊肥本線向けとして片運転台のキハ200形100番代+キハ200形1100番代とともに製造されたグループで、 新潟鉄工所でキハ220-1101・1102の2両が製造され、1997(平成9)年3月に落成し、熊本に配置された。 客室内は転換クロスシートで定員111(座席48)名。ワンマン運転に対応した設備を有する。 機関はキハ200形0・1000番代と同じDMF13HZA(450PS/2,000rpm)で、液体変速機はR-DW4である。 1102は新製以来熊本に配置されていたが、2004(平成16)年3月に鹿児島総合車両所で指宿枕崎線の特別快速「なのはなDX」の指定席車として改造されて 鹿児島に転属した。これは、九州新幹線開業に伴い、指宿枕崎線への観光客誘致を目的としたもので、車体は中央部の扉を閉鎖して展望用の大窓を設け展望 スペースを設置、腰掛もリクライニング機構なしの回転クロスシート化などを行い、下り方からキハ220-1102+キハ200-9+キハ200-1009の専用編成とし、 同編成は車体塗色も通常の「なのはな色」よりも明るい黄色に塗られていた。しかし、2011(平成23)年3月12日ダイヤ改正で観光特急「指宿のたまて箱」が 運転開始して「なのはなDX」が廃止されたのに伴い、2011(平成23)年9月に小倉総合車両センターで便所設置工事、ワンマン機器整備等を行い、車体塗色を 再び赤色として熊本に転属し、肥薩線などのローカル運用に就くことになった。 一方、熊本から筑豊、豊肥九大、大分と転属していた1101は2007(平成19)年4月に車椅子対応便所を設置し、定員は101(座席37)名となった。 後に長崎に転属し、しばらくは赤色塗装のまま使われていたが、後に「シーサイドライナー色」となっている。
写真は1・3位側を示す。製造時は定員111(座席48)名であったが、2007(平成19)年4月に車椅子対応便所を設置し、定員は101(座席37)名となった。 現在はシーサイドライナー色となっている。 キハ220-1101(崎サキ) 1997.3新製→2007.4便所設置2010年5月25日 長崎駅にて
元「なのはなDX」車両。
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