ITRENINET 鉄道車両形式写真集
ホーム > 国鉄・JR形式写真 > E233系一般形直流電車 > 0番代

E233系一般形直流電車|0番代


概説

 中央快速線、青梅・五日市線の201系置換用として2006(平成18)年9月から2008(平成20)年3月にかけて688両が東急、川重、新津で製造され、豊田に配置された。編成は東京方1号車、高尾方10号車で、10両貫通編成(T編成)と4+6両編成(H編成)、青梅・五日市線用の6両編成、4両編成(青編成)が用意されることになった。
 車体はE231系と同様に軽量ステンレス製車体で、E231系近郊タイプの衝撃吸収構造が採用されたほか、側面衝突事故対策として厚みのある部材への統一や、各構体の骨組み位置を一致させる「リング構造」を採用して強度向上が図られている。車体幅は2,950mm、先頭車は乗務員室が拡大されたため車体長が70mm増加したが、連結面間距離は20,000mmに統一された。床面高さはE231系の1,165mmから1,130mmとなり、バリアフリー化が推進された。車体側面には車外スピーカが設置されている。乗務員室は高床構造で、前照灯はE231系近郊タイプと同様に高輝度放電灯(HID)を採用している。車体帯色は中央線のラインカラーである朱色であるが、従来のE231系と異なり車体側面は側引戸部分にも貼られている。行先・列車番号表示器はフルカラーLEDとなっている。
 客室内は腰掛幅がE231系の450mmから460mmに拡大され、内装は暖色系となり、出入口付近の床面には黄色の滑り止めが設置された。優先席部分は腰掛の色だけでなく、床面をストライプ状にしたほか、黄色の手摺りを設け、吊手も黄色とするなどエリアの明確化が図られている。優先席部分と、時間帯により女性専用車となる1号車については荷棚および荷棚手前の吊手の高さが50mm下げられている。側引戸は押ボタン式の半自動対応である。E231系で採用されたTIMS(Train Information Management System=車両情報管理装置)が引続き採用されたが、車両間伝送速度が25Mbpsから100Mbpsに向上、二重系化も図られている。客室内側引戸上部には山手線のE231系500番代と同様に、情報提供装置(VIS)の15インチ液晶ディスプレイ(LCD)が各2台ずつ取付けられている。
 制御装置はIGBT素子を使用した2レベルVVVFインバータ制御装置SC85(三菱または東洋製)で、電動機制御は1C4M2群構成、主電動機は出力140kWの三相誘導電動機MT75を装備している。最高運転速度は120km/h。補助電源装置(SIV)はSC86。ブレーキ方式は回生ブレーキ併用の電気指令式空気ブレーキで、直通予備ブレーキ、耐雪ブレーキ、抑速ブレーキを装備している。台車はE531系のものを基本としたボルスタレス台車で、DT71・TR255系である。M車のパンタグラフはシングルアーム式のPS33Dで、0・600番代は2基搭載(前位は予備)している。冷房装置はAU726(50,000kcal/h)を屋根上に1基搭載している。
 2006(平成18)年12月26日より中央快速線での営業運転を開始し、2008(平成20)年3月までに201系の置換が完了している。
 2017(平成29)年2月に6両編成の青670編成は南武線用として転用改造が施工され、8500番代(原番号+8500、クハE232形のみ+8000)となり、中原に転属した。 
 2017(平成29)年3月現在、10両貫通編成(T1~42)420両、4+6分割編成(H43~59)170両(H58編成は2008年に青658+青458編成より、H59編成は2015年に青659+青459編成より編入)、青梅・五日市線用6両編成(青660~669)60両、4両編成(青460~467)32両が豊田に在籍している。
 2020年には中央快速線へのグリーン車導入が発表されており、本系列に2階建てグリーン車2両が組み込まれる予定である。

モハE233-2

モハE233-1~70

2号車として連結される中間電動車(M)で、VVVFインバータ制御装置(SC85)を搭載する。屋根上にPS33Dパンタグラフを2基(前位は予備)搭載している。台車はDT71A、定員160(座席54)名で他の中間電動車も同様である。
モハE233-2(八トタ)拡大画像を見る
平成18.11新製
2007年4月21日 東小金井駅にて

モハE233-61

写真は青661編成の4号車であるが、同編成は2008(平成20)年9月8日の青梅線青梅-東青梅間踏切でのトラックとの衝突事故により損傷、1〜5号車が修理名目で新津製作所で車体を新製し、一部部品は事故車から再用された。このため、同編成はもともと川崎重工製であるが、1〜5号車は新津製の車体に載せ替えられたため、川重製の特徴である妻面のビードがない。1・3位側を示す。
モハE233-61(八トタ)拡大画像を見る
平成19.11新製
2014年5月25日 青梅駅にて

モハE233-268

モハE233-201~270

4号車として連結される中間電動車(M)で、基本構造はモハE233形0番代に準ずるが、パンタグラフは1基搭載である。写真は1・3位側を示す。
モハE233-268(八トタ)拡大画像を見る
平成20.2新製
2014年7月3日 青梅駅にて

モハE233-404

モハE233-401~442

10両貫通編成8号車として連結される中間電動車(M)で、パンタグラフは1基搭載。写真は2・4位側を示す。
モハE233-404(八トタ)拡大画像を見る
平成18.12新製
2007年4月21日 東小金井駅にて

モハE233-618

モハE233-601~625

4両編成8号車として連結される中間電動車(M)で、パンタグラフを2基搭載する。写真は3・1位側を示す。
モハE233-618(八トタ)拡大画像を見る
平成19.12新製
2014年7月3日 青梅駅にて

モハE232-2

モハE232-1~70

3号車として連結される中間電動車(M')で、SIV(SC86)を搭載する。写真は2・4位側を示す。
モハE232-2(八トタ)拡大画像を見る
平成18.11新製
2007年4月21日 東小金井駅にて

モハE232-1

写真は3・1位側を示す。
モハE232-1(八トタ)拡大画像を見る
平成18.11新製
2016年7月23日 高尾駅にて

モハE232-201

モハE232-201~270

5号車として連結される中間電動車(M')で、SIVを装備しないため他の電動車よりも自重が軽く、台車はバネ定数の違いによりDT71Bとなっている。写真は3・1位側を示す。
モハE232-201(八トタ)拡大画像を見る
平成18.11新製
2016年7月23日 高尾駅にて

モハE232-404

モハE232-401~442

10両貫通編成9号車に連結される中間電動車(M')で、SIVを搭載する。写真は2・4位側を示す。
モハE232-404(八トタ)拡大画像を見る
平成18.12新製
2007年4月21日 東小金井駅にて

モハE232-624

モハE232-601~625

4両編成9号車として連結される中間電動車(M')で、SIVを搭載する。写真は2・4位側を示す。
モハE232-624(八トタ)拡大画像を見る
平成20.1新製
2008年5月5日 古里駅にて

モハE232-622

写真は川崎重工製で、妻面のビードが目立つ。1・3位側を示す。
モハE232-622(八トタ)拡大画像を見る
平成19.12新製
2014年5月25日 青梅駅にて

クハE233-1

クハE233-1~70

1号車(東京方)として連結される制御車(Tc)でCPを搭載。台車はTR255(先頭台車)およびTR255A、定員142(座席39)名で他の制御車も同様。
クハE233-1(八トタ)拡大画像を見る
平成18.11新製
2016年7月23日 高尾駅にて

クハE233-523

クハE233-501~525

4両編成7号車として連結される制御車(Tc)でCPを搭載。分割・併合を容易に行えるよう、自動解結装置、電気連結器を装備している。
クハE233-523(八トタ)拡大画像を見る
平成20.1新製
2014年10月13日 青梅駅にて

クハE232-65

クハE232-1~70

10号車(大月・奥多摩方)として連結される制御車(T'c)でCPを搭載。一部のT'c車はレール塗油装置を装備しており、写真のクハE232-65もその1両である。(写真の前位から3番目の扉の下部に見える機器)
クハE232-65(八トタ)拡大画像を見る
平成20.1新製
2008年5月24日 青梅駅にて

クハE232-525

クハE232-501~528

6両編成6号車として連結される制御車(T'c)。CPを搭載。自動解結装置、電気連結器を装備している。
クハE232-525(八トタ)拡大画像を見る
平成20.2新製
2008年5月5日 青梅駅にて

サハE233-1

サハE233-1~42

10両貫通編成7号車として連結される付随車(T)。台車はTR255A。定員160(座席54)名。T13編成のサハE233-13は2014(平成26)年に床下に線路設備モニタリング装置が搭載された。台車はTR255。
サハE233-1(八トタ)拡大画像を見る
平成18.11新製
2016年7月23日 高尾駅にて

サハE233-505

サハE233-501~542

10両貫通編成6号車として連結される付随車(T)でCPを搭載する。定員160(座席54)名。
サハE233-505(八トタ)拡大画像を見る
平成19.1新製
2007年4月21日 東小金井駅にて

サハE233-508

写真は1・3位側を示す。
サハE233-508(八トタ)拡大画像を見る
平成19.3新製
2008年4月28日 青梅駅にて

DT71A台車

DT71A台車 拡大画像を見る

モハE232形600番代以外の電動車が履く台車。
2007年2月4日

DT71B台車

DT71B台車 拡大画像を見る

モハE232形600番代が履く台車。
2007年2月4日

TR255台車

TR255台車 拡大画像を見る

制御車の先頭台車。
2007年2月4日

TR255A台車

TR255A台車 拡大画像を見る

制御車の後位および付随車の台車。
2007年2月4日

サブメニュー

SNS

管理人によるSNSページです。

ページのトップへ戻る