203系通勤形直流電車｜0番代

 

概説

　203系の基本番代グループで、1982・84（昭和57・59）年に80両が新製された。

モハ203-1～24

モハ202形とユニットを組む中間電動車で、主制御器（CS53A）、パンタグラフ（PS21）を搭載する。台車はDT46A、定員144（座席54）名。写真は2・4位側を示す。
量産先行編成のモハ203-1～3は、側面の形式番号標記の色が帯色と同様の青緑色で、アルミプレート板で取り付けられているほか、国鉄時代には側面のJNRマークがなかった。
モハ203-1（東マト）
1982.8新製→2011.6廃車
2007年5月13日　柏にて

モハ203-4以降は形式番号標記が転写式の黒文字に変更された。
モハ203-8（東マト）
1984.2新製→2011.9廃車
2007年1月2日　柏にて

モハ202-1～24

モハ203形とユニットを組む中間電動車で、MG・CPを搭載する。
モハ202-2（東マト）
1982.8新製→2011.6廃車
2007年5月13日　柏にて

モハ202-4以降は形式番号標記が転写式の黒文字に変更された。
モハ202-8（東マト）
1984.2新製→2011.9廃車
2007年1月2日　柏にて

クハ203-1～8

奇数向（取手寄）の制御車（Tc）。定員136（座席48）名。台車はTR234。国鉄時代は写真のように運転席上部にJNRマークを掲げていたが、民営化とともにJRマークになった。
クハ203-1（北マト）
1982.8新製→2011.6廃車
1986年4月6日　我孫子駅にて

クハ203-2以降は形式番号標記が転写式の黒文字に変更された。
クハ203-5（東マト）
1984.3新製→2011.10廃車
2006年12月22日　我孫子駅にて

クハ202-1～8

偶数向（代々木上原寄）の制御車（T'c）。定員136（座席48）名。台車はTR234。
写真は運転席窓上にJNRマークを掲げていた国鉄時代のもの。量産先行編成は側面のJNRマークはなかった。
クハ202-1（北マト）
1982.8新製→2011.6廃車
1986年4月6日　我孫子駅にて

クハ202-2以降は形式番号標記が転写式の黒文字に変更された。
クハ202-5（東マト）
1984.3新製→2011.10廃車
2006年12月22日　我孫子駅にて

サハ203-1～16

付随車（T）。編成中に2両連結される。台車はTR234で、定員144（座席54）名。
サハ203-1（東マト）
1982.8新製→2011.6廃車
2007年5月13日　柏にて

サハ203-3以降は形式番号標記が転写式の黒文字に変更された。
サハ203-6（東マト）
1984.2新製
2007年1月2日　柏にて