キハ40系一般形気動車|キハ48形5500・6500番代
キハ48形5500番代
JR東海において寒地向、便所付のキハ48形500番代(509~514・524・525・527・528・530・542・543)の機関を1995~99(平成7~11)年にカミンズ製のC-DMF14HZB、液体変速機をC-DW14Aに換装したグループで、改造後はキハ48
5501~5508・5510・5511・5513・5517・5518となった。番号が飛んでいるのは、JR東海に承継されたキハ48形500番代の下2桁を01から通番としたものに+5500としているからである。台車は種車のDT44A・TR227Aとなっている。
5502~5507・5510・5517の8両は1999~2003(平成11~15)年にワンマン化改造されてキハ48
5802~5807・5810・5817となった。
美濃太田と伊勢に配置されていたが、2015(平成27)年までに廃車となって区分消滅した。
キハ48 5501~5508・5510・5511・5513・5517・5518
5501〜5506までは初期車が種車であるため、雨樋縦管が車体に外付されている。
キハ48 5501(海ミオ)
キハ48 509 1979.7新製→キハ48 5501 1996.4改造→2015.7廃車
2014年8月24日 美濃太田駅にて
2・4位側を示す。
キハ48 5513(海ミオ)
キハ48 530 1979.12新製→キハ48 5513 1995.9改造→2015.3廃車
2014年8月24日 美濃太田駅にて
キハ48形6500番代
JR東海において寒地向、便所なしのキハ48形1500番代(1515~1519・1523~1531・1536~1538)の17両の機関を1994~98(平成6~10)年にカミンズ製のC-DMF14HZBに換装したグループで、改造後はキハ48
6501~6517となった。6503~6516の14両は1999~2003(平成11~15)年にワンマン化改造されてキハ48
6803~6816となったが、このうち6506・6507・6511~6513については、キハ48
1523・1524・1528~1530時代に武豊線用としてワンマン化されていたが、機関換装はなされておらず、改番されていなかった。
2015(平成27)年までに廃車となって区分消滅した。
キハ48 6501~6517
キハ48 6501〜6505は初期車が種車であるため、雨樋縦管が車体に外付されている。
キハ48 6501(海ミオ)
キハ48 1515 1979.7新製→キハ48 6501 1996.6改造→2015.12廃車
2014年1月4日 美濃太田駅にて
2・4位側を示す。伊勢に所属する6502は写真のようにかつての国鉄一般形気動車風の塗色となっているが、キハ48形は製造当初から朱色5号であったため、リバイバルカラーではない。
キハ48
6502(海イセ)
キハ48 1516 1979.7新製→1998.8改造→2015.12廃車
2014年8月16日 一身田駅にて