キハ20系一般形気動車|キハユニ26形
概説
キハ20系の本州向け郵便荷物気動車。
キハユニ26
1~41は1962(昭和37)年までに新製されたもので、車体はキハ20系二次形として側窓が二段上昇式タイプとなった。片運転台で、前位寄りから荷物室(荷重3t)、郵便室(荷重2t)、客室(座席40・立席6名)となっている。便所なしで、客室内の照明は白熱灯。機関はDMH17C(180PS/1,500rpm)を1基搭載し、台車はDT22A・TR51A。
キハユニ26
42~59は1962(昭和37)年以降の増備車で、客室内の照明が蛍光灯になり、当初から扇風機を取付、台車はDT22C・TR51Bに変更された。
本州各地・九州で活躍したが、いずれもJRには承継されず、1986(昭和61)年度までに全車廃車となって形式消滅した。
キハユニ26 1~59
写真は一次形を示す。
キハユニ26 22(盛オミ)
1959.12新製→1986.3廃車
1989年9月15日 旧北上操車場にて