Poohのコンサートに行って来ました

クラブチッタにて4月29日の午後は川崎に移動して、Pooh(日本では「イ・プー」と表記される事が多い)のコンサートに行って来ました。

Poohは結成して46年になるバンドで、現在はキーボードのRoby Facchinetti(ロビー・ファッキネッティ)、ギターのDodi Battaglia(ドディ・バッタリァ)、ベースのRed Canzian(レッド・カンツィアン)の3名。皆、還暦を超えています。そう書くと、ご存じない方は、よくある再結成バンドとか、「懐メロ」として当時のファン層が支えるバンドをイメージするかもしれません。ちがうんです。
Poohは現在でも、イタリアのスタジアムや大都市の広場などで数千人から数万人規模のコンサートを行っており、若手のサポートメンバーに助けられるどころか、彼ら自身が若手を引っ張っています。

本国では老若男女様々なファン層に支えられていますが、日本でのコンサートは「イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル」として、プログレッシヴ・ロック・ファンをターゲットにしたもので、客層が40代以上の男性が多いという点が異なります。日本のプログレ・ファンにはプログレの要素を採り入れた1970年代のアルバムがよく知られているんですが、私達イタリア・ポップスのファンは、それに留まらず、以降のポップな曲も好んで聴いています。

29日は3日間の公演の最終日で、Locanda delle Fateに続いてPoohが登場。

Robyの高音域の歌、気持ちよさそうにギターを演奏するDodiの表情、観客をのせるRed…。あのDVDで観た、あのPoohが何メートルか先のステージで演奏している!
本当に、本国でのライヴと変わらない「手抜きなし」の演奏が繰り広げられたのです。
多くのファンは1970年代からリアルタイムで聴いていたのでしょうが、私はといえば1980年代後半からでイタリア・ポップスへの接し方としてはロックよりもサンレモ系主体でしたので、やはり、Dodiがギターを持ち替え、「Uomoni soli」の演奏となった時には感涙モノでした。

アンコールの大ヒット曲メドレーでは、特に「Pensiero」を周りの皆で大合唱。これ、練習してきたんですよ。
前列の女性がしきりに我々の方を振り返って見ていましたが、皆で歌って楽しむ、これがイタリア流なんです。

Formula3の来日中止により、3日目は演目がプラスされるとのことだったものの、残念ながら1・2日目と同様だったようでしたが、次回、是非単独公演が実現されることを期待したいですね。Redの「また戻ってくるよ」の言葉を信じて。
応援した皆で記念撮影


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