筑波鉄道キクハ10形
概説
常総筑波鉄道時代の1957(昭和32)年11月に日本車輌製造東京支店で新製された。
当初は客車の形式であるホハ1001を名乗っていたが、翌年4月にキサハ53に改番されている。
1960(昭和35)年11月には日本車輌製造東京支店で日野DS40B2ディーゼルエンジンが搭載され、キハ511(初代)となり、運転台が前後に新設された。その後1970(昭和45)年12月に水海道工場で機関が撤去されて、キクハ11となった。定員110(座席50)名。
常総線で運用されていたが、1978(昭和53)年12月に筑波線に転属している。
晩年はほとんど運用に就かないまま、1986(昭和61)年12月に廃車となった。
筑波鉄道キクハ11
キクハ11
ホハ1001 1957.10新製→キサハ53 1958.4改番→キハ511 1960.10改造→キクハ11 1970.4改造→1986.12廃車
1986年4月6日 真鍋機関区にて