東武鉄道1800系(1819F)
概説
伊勢崎線のビジネス急行「りょうもう」号用として、1969(昭和44)年に1800系が登場したが、このうち、1987(昭和62)年12月にはマイナーチェンジ車として1819F6両編成が増備された。
1800系は、後継200系の登場により1998(平成10)年に急行運用をから撤退したが、この1819Fについては原形のまま残されて急行「りょうもう」の予備や団体・臨時列車として使用されたが、2018(平成30)年6月に廃車となって1800系は消滅した。
モハ1820形(モハ1829)
M2車で、浅草方2両目に連結される。出入台は1ヵ所のみ。台車はTRS-871M、定員72名。
モハ1829
1987.12新製→2018.6廃車
2009年5月4日 北春日部駅にて
写真は海側を示す。
モハ1829
2008年11月3日 下今市駅にて
モハ1830形(モハ1839)
制御装置(VMC-HT-20B)および屋根上にパンタグラフを2基搭載するM1車。前後に出入台を有し、定員68名。浅草方3両目に連結される。
モハ1839
1987.12新製→2018.6廃車
2009年5月4日 北春日部駅にて
写真は海側を示す。
モハ1839
2008年11月3日 下今市駅にて
モハ1850形(モハ1859)
制御装置(VMC-HT-20C)、屋根上にパンタグラフ1基を搭載するM3車。出入台は下り方1ヵ所のみで定員72名。浅草方から5両目に連結される。
モハ1859
1987.12新製→2018.6廃車
2009年5月4日 北春日部駅にて
写真は海側を示す。
モハ1859
2008年11月3日 下今市駅にて
クハ1810形(クハ1819)
浅草方の制御車(Tc1)。台車はTRS-871T、出入台は前位側1ヵ所で、後位には便所が設置されている。定員64名。
クハ1819
1987.12新製→2018.6廃車
2009年5月4日 北春日部駅にて
写真は海側を示す。
クハ1819
2009年5月4日 春日部駅にて
クハ1860形(クハ1869)
下り方の制御車(Tc2)。台車はTRS-871T。出入台は前位側1ヵ所で、後位には便所が設置されている。定員64名。
クハ1869
1987.12新製→2018.6廃車
2009年5月4日 北春日部駅にて
写真は海側を示す。
クハ1869
2008年11月3日 下今市駅にて
サハ1840形(サハ1849)
浅草方4両目に連結される付随車(T)で、定員68名。下り方に出入台を有する。出入台部分に簡易運転台があり、妻面には前照灯と尾灯が取り付けられている。
サハ1849
1987.12新製→2018.6廃車
2009年5月4日 北春日部駅にて
写真は海側を示す。便所が設置されている。
サハ1849
1987.12新製→2018.6廃車
2008年11月3日 下今市駅にて