静岡鉄道デワ1形
概説
清水線用の木造有蓋電動貨車として、1926(大正15)年に日本車輌で新製された。新製当時はデワ10を名乗っていた。車体は全長7,722mm、日本では貴重なバッファー・リンク式連結器を持つ。集電方式は後にポールからパンタグラフに変更された。台車は日車製NS-K5。
当初は貨物輸送に、晩年は工事列車用として使用されたが、1982(昭和57)年に廃車となり、機械扱いで残るが、近年は長沼工場の一般公開の際に展示されている。
デワ1形
写真は新静岡方(山側)を示す。
デワ1
1926.12新製→1982.5廃車
2010年5月16日 長沼工場にて
新清水方(山側)。
デワ1
2010年5月16日 長沼工場にて
新清水方(海側)。
デワ1
2022年5月15日 長沼工場にて
新静岡方(海側)。
デワ1
2022年5月15日 長沼工場にて
NS-K5台車
2022年5月15日 長沼工場にて