近江鉄道ロコ1100形
概説
元阪和電気鉄道ロコ1100形で、1930(昭和5)年に新製された。電気機器は東洋電機、車体は日本車輌製の30t凸型電機である。
天王寺駅において阪和電鉄と省線との間の入換機として使用されたが、1949(昭和24)年に近江鉄道に貸し出され、1951(昭和26)年に正式に譲渡されている。番号はそのままで、彦根駅構内および住友セメント彦根工場専用線の入換用として使用されたが、2004(平成16)年に廃車となって保存された。
ロコ1101
ロコ1101
阪和ロコ1101 1930.6新製→近江ロコ1101 1951.4譲渡→2004.7廃車
2003年12月29日 彦根車庫にて