小湊鐵道DB4形
概説
小湊鐵道では、2015(平成27)年11月からトロッコ列車「里山トロッコ」(2019年5月に「房総里山トロッコ」に改称)を運転することになり、牽引機として、北陸重機工業製で製造されたディーゼル機関車。
1950(昭和25)年まで在籍していた1924年コッペル製のCタンク4号蒸気機関車をイメージしており、機関は世界的な第3次ディーゼルエンジン排出ガス規制(Tier3)をクリアしたボルボ社製348PS/1900rpmのものを搭載している。
蒸気機関車をイメージしているため、発煙装置を装備し、煙突から煙が出るようになっている。また、倉庫に保管されていた大正時代の汽笛を磨き上げて搭載し、ドレンコックからもエアーの噴出が可能となっている。最高運転速度は40km/h。
DB4
登場時に取付けられていたロッドは、走行中のトラブルが発生したことから、2016(平成28)年に取り外された。
DB4
2015.11新製
2019年8月25日 五井駅にて