鹿島鉄道キハ710形
概説
元三井芦別鉄道のキハ101~103(1958年新潟鉄工所新製)で、1972(昭和47)年5月12日限りで同鉄道の旅客営業が廃止されたことにより、関東鉄道が譲り受けて鉾田線用キハ711~713として1972(昭和47)年8月に竣工した。機関はDMH-17BX、台車はNH-38、定員114名(座席72名)である。
あまり手を加えずにセミクロスシートのまま使用開始し、主力として活躍したが、KR500形の増備により713が1991(平成3)年に、711・712が1992(平成4)年に廃車となって形式消滅した。
キハ710形
キハ711
三井芦別キハ101 1958.1新製→関東鉄道キハ711 1972.8竣工→1992.12廃車
1988年5月5日 石岡機関区にて
キハ712
三井芦別キハ102 1958.1新製→関東鉄道キハ712 1972.8竣工→1992.12廃車
1988年5月5日 石岡機関区にて
キハ713
三井芦別キハ103 1958.1新製→関東鉄道キハ713 1972.8竣工→1991.12廃車
1988年5月5日 石岡機関区にて