ITRENINET 鉄道車両形式写真集

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鹿島鉄道キハ430形


概説

 元加越能鉄道キハ125・126で、1957(昭和32)年11月に東急車輛製造で新製された。車体は前面2枚窓の湘南型スタイルで、客室内はロングシート、車体長は16,500mmである。東武鉄道熊谷線で活躍したキハ2000形に類似している。常総線に入線したキハ162・173・187と共に関東鉄道が購入し、1973(昭和48)年3月に鉾田線用としてキハ431・432の2両が竣工した。常総線用に入線した車両とは異なり、改造は前照灯のシールドビーム化などが行われた程度であった。
 機関はDMF-13C、台車はTS102A、定員120(座席50)名である。
 1987(昭和62)年に車体更新・ワンマン化がなされ、塗装もKR500形登場後はそれに合わせた新塗色に変更されたが、後にツートンカラーに戻り、2002(平成14)年にキハ432が朱色とクリーム、2003(平成15)年にキハ431が緑とクリームの通称「金太郎塗り」に変更された。なお、冷房化改造は施工されなかった。
 2両とも2007(平成19)年の廃線まで活躍した。

鹿島鉄道キハ431

キハ431

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加越能鉄道キハ125 1957.11新製→関東鉄道キハ431 1973.3竣工→1987.2車体更新・ワンマン化→2007.3廃車
2002年8月24日 石岡機関区にて

鹿島鉄道キハ431

晩年は緑とクリーム色のツートンカラーに塗色変更されて廃線まで活躍した。
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2005年7月3日 石岡機関区にて

鹿島鉄道キハ432

キハ432

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加越能鉄道キハ126 1957.11新製→関東鉄道キハ432 1973.3竣工→1987.2車体更新・ワンマン化→2007.3廃車
1988年5月5日 石岡駅にて

鹿島鉄道キハ432

キハ432は朱色とクリーム色のツートンカラーで前面を「金太郎塗り」にして廃線まで活躍した。
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2005年7月3日 石岡機関区にて

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