関東鉄道キハ700形
概説
常総筑波鉄道が1957(昭和32)年に日本車輌東京支店で2両新製した車両で、旧形式はキハ48000形(48001・48002)である。特急「しもだて」に使用するため、セミクロスシートを備えていた。
1962(昭和37)年に総括制御化改造され、形式もキハ700形701・702となった。1964(昭和39)年にロングシート化、1975(昭和50)年に既設扉のステップ撤去と中央部への両開き扉新設を行い、3扉車の通勤車となった。
機関は701がDMH-17C、702がDMH-17B、台車はNA4D、定員120(座席56)名。
常総線で活躍していたが、1989(平成元)年に廃車となった。
キハ700形
キハ702
キハ48002 1957.6新製→キハ702 1962.6改造→1964.1ロングシート化→1975.7扉増設→1989.2廃車
1988年2月6日 水海道機関区にて