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関東鉄道常総線では、1993(平成5)年度より沿線の宅地化が進む取手-水海道間に片運転台2両編成のキハ2100形を投入していた。一方、乗降客数の少ない水海道-下館間においては、1997(平成9)年5月からワンマン運転を実施、当初はキハ300形を改造したキハ100形4両を使用していた。 キハ2200形は、キハ2100形をベースとして水海道-下館間のワンマン運転に対応した両運転台車である。 車体は側出入り口を片側に3ヵ所設けているが、ワンマン運転時の運賃収受に対応するため、両端の扉を幅1,000mmの片開きとして運転台側に寄せ、中央扉は幅1,300mmの両開きとなっている。 客室内はオールロングシートで、整理券発行機、運賃箱、運賃表示器などのワンマン運転に必要な機器を備える。運転室は簡易仕切戸で仕切られ、2両運転も可能である。定員137(座席45)名。 機関はDMF13HZ(330PS/2000rpm)を1基搭載、液体変速機はTACN-22-1607も、台車はNP128D/NP128T。在来車と併結運転も可能である。 まず1997(平成9)年10月に2両が新潟鐵工所で製造され、1998(平成10)年9月に2両増備された。車体塗色はキハ2100形に準じているが、キハ2201・2202は2011(平成23)年にキハ5000形と同様のものに変更された。
キハ2201・2202の2両はキハ5000形と同様に塗装に変更された。キハ2201 1997.10新製2018年9月22日 下館駅にて
キハ2204 199810新製2018年5月3日 下館駅にて
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