茨城交通キハ11形
概説
国鉄キハ11 19・25・26を1980(昭和55)年に譲り受けたもので、入線に際しては車番をキハ11
1~3とした上で、塗装も国鉄時代の国鉄時代の朱色のまま使用を開始した。機関はDMH17C、台車はDT19・TR49で定員は88(座席74)名。後に塗装はクリーム色に青帯に改められ、さらにクリーム色に青と赤のストライプとなった。
キハ11 3は1995(平成7)年に廃車となり、JR東海佐久間レールパークに保存された。キハ11
1は1995(平成7)年年に国鉄時代のダークブルーとクリームのツートンカラーに復元されたが、1997(平成9)年に廃車となった。キハ11
2は1996(平成8)年にクリーム色と朱色のツートンカラーとなり、現役最後のキハ11形として活躍、那珂湊機関区に配置されていたが、JR東日本が大宮に建設する鉄道博物館への保存が決定し、2005(平成17)年に廃車となり、形式消滅した。
キハ11形
キハ11 1
国鉄キハ11 19 1956新製→茨城交通キハ111 1980.8竣工→1997.3廃車
1987年2月22日 那珂湊機関区にて
キハ11 2
国鉄キハ48035 1956.8新製→キハ11 25 昭和32改番→茨城交通キハ11
2 1980.8竣工→2005.1廃車
2004年12月19日 那珂湊駅にて