秩父鉄道デキ300形
概説
1967(昭和42)年10・11月に日立製作所で3両が製造された。
車体はデキ200形に準じているが、台車はデキ200形の特殊なL字形軸梁式から軸ばね式に変更された。また、空転継電器の指令により、空転時に各台車の4基のうちの進行方向寄り2基の主電動機を弱め界磁として空転防止を図る対策が施されている。車体は前面窓のヒサシが省略され、デキ200形では車内に取付けられていた避雷器は屋根上に搭載されている。前照灯は白熱灯2灯であったが、後にシールドビーム化された。
デキ300形
デキ303 
1967.10新製
2023年1月15日 波久礼駅にて