甘木鉄道AR400形
概説
2001(平成13)年12月にAR401の1両が富士重工業で製造された。
機器、性能はAR300形に準じ、機関はPF6HT03(295PS/2100rpm)を1基搭載、台車はFU56D/FU56Tである。
イベント用車両として、側窓が端部を除いて固定となり、客室内は転換クロスシートで、AV機器等を装備するが、一般運用にも使用される。定員99(座席40)名。日本宝くじ協会からの助成金によるため、車体には「宝くじ号」の標記がある。
車体塗色は公募によるデザインで、青色濃淡に赤紫のアクセントを入れたもので、甘木市の邪馬台国伝説にちなんで「卑弥呼」のロゴとイラストが配された。
2016(平成28)年1月には転換クロスシートが固定化された。また、2016(平成28)年11月に2代目の塗色として白と黄色のものに変更され、「卑弥呼」のロゴとイラストもなくなった。