マヤ34形高速軌道試験車
概説
マヤ34 2002〜2007
1965〜69(昭和40〜44)年に日立製作所で製造されたもので、マヤ34
1に比べて屋根が低くなり、前照灯の廃止、妻面窓の縮小など大きく外観が異なる。
写真はJR東日本に承継されたマヤ34 2004で、冷房装置が増設されて4基になっている。
マヤ34 2004(東オク)
1966新製→2015.8廃車
2002年12月7日 尾久客車区にて
マヤ34 2008〜2010
1978・81(昭和53・56)年に増備された。2008・2009は冷房装置がAU13ANの4基設置に変更、2010は4基設置となった。車体も側面機器搬入扉の設置、窓配置変更、妻面窓の小型化など2007までと異なっている。写真はJR北海道に承継されたマヤ34 2008。
マヤ34 2008(札サウ)
1978新製→2018.10廃車
2006年7月17日 岩見沢駅にて
写真はJ九州に承継されたマヤ34 2009の2・4位側を示す。2006(平成18)年に小倉工場で推進運転用の運転設備を取付け、妻面貫通扉上部に角形のシールドビーム前照灯が追加されている。また、その後の改造で貫通扉部に建築限界測定装置が取付けられている。
マヤ34 2009(熊クマ)
1978新製
2024年6月30日 肥後田浦駅にて
マヤ34 2009の4・2位側を示す。上部の建築限界を測定するレーザ測域センサが追設されている。
マヤ34 2009(熊クマ)
2024年6月30日 肥後田浦駅にて
マヤ34 2501
マヤ34
1を北海道用に耐寒・耐雪工事を行ったもので、深い屋根や側面の丸窓などが特徴であった。JR北海道に承継されることなく、1986(昭和61)年度に廃車となった。。
マヤ34 2501(札サウ)
1959新製→1987廃車
1987年6月18日 五稜郭車両所にて