HB-E300系一般形気動車｜リゾートしらかみ「橅編成」

概説

キハ48形リゾートしらかみ「橅編成」 の置換用として、2016（平成28）年6月に総合車両製作所横浜事業所で製造された。編成は秋田・青森方1号車からHB-E301-5＋HBｰE300-5＋HBｰE300-105＋HB-E302-5。

HB-E301-5

準じているが、本編成では内装に秋田・青森県産のブナ・スギ・ヒバなどの木材を多用し、地元工芸品や木材のオブジェなどを配している。客室内は2＋2配置の回転式リクライニングシートで、モケットに東北の夏祭りをイメージした幾何学模様を採用、出入台側に1＋1配置で車椅子対応座席を設けている。定員34名。各車とも機関はDMF15HZB-G、主発電機はDM113、主制御器（補助電源装置一体型）CI20、主電動機はMT78、台車はDT75A/TR260A、冷房装置はAU732A。
HB-E301-5（秋アキ）
2016.9新製
2016年11月4日　弘前駅にて

HB-E302-5

4号車(東能代、弘前方)で、乗務員室後部に展望室を設置。便所なし。腰掛は回転式リクライニングシートで、定員は44名と本グループ中最大である。
HB-E302-5（秋アキ）
2016.9新製
2016年11月4日　川部駅にて

HB-E300-5

3号車で、客室内1・3位側に「ORAHO」カウンター（フードカウンター）、2・4位側に窓向きカウンター席を設けたため、定員が「青池編成」のHB-E300-1よりも12名少ない28名となっている。 後位側に洋式便所、小便所、洗面所を設置している。腰掛は回転式リクライニングシート。
HB-E302-5（秋アキ）
2016.9新製
2016年11月6日　秋田駅にて

HB-E300-5

2号車。客室内はセミコンパートメントタイプのボックスシートで、定員36名。
HB-E302-105（秋アキ）
2016.9新製
2016年11月4日　川部駅にて