10月14日ダイヤ改正で黒磯-新白河間に投入されるキハ110形

キハ110-101キハ110-101(仙コリ) 2017年8月20日 黒磯駅

JR東日本では10月14日にダイヤ改正を実施し、黒磯駅の信号・電力設備改良工事(直流化)に伴い、現在黒磯-郡山間で運転されている列車を、黒磯-新白河間、新白河ー郡山間に系統分離し、黒磯-新白河間にはE531系とともにキハ110系が使用されることが発表されました。

これに向けて8月上旬から郡山総合車両センターのキハ110形100番代を使用した試運転列車が設定され、黒磯駅に姿を見せるようになりました。写真は、本日試運転で黒磯駅に到着したキハ110形100番代のトップナンバー101です。(郡山方は102でした)
キハ110形100番代は、キハ100形0番代、キハ110形0番代量産先行車の使用実績を踏まえ、キハ110形0番代量産車と同様に1990(平成2)年度から製造されたグループで、こちらは車体長19.5m、両運転台、一般仕様車です。機関はDMF14HZA(420PS/2,000rpm)で、液体変速機は湿式多板クラッチ式のDW14A-B(変速1段・直結2段)に変更されています。車体はキハ110形0番代の量産車に準じていますが、客室内は一般仕様のため、扉付近はロングシート、固定式クロスシートは混雑時の通路幅を確保するため1+2列となっています。なお、キハ110形0番代量産車と異なり、パイプ式のスカートが廃止されました。まず1991(平成3)年2月にキハ110-101~104の4両が新潟鐵工所で製造されて郡山に配置。続いて1991(平成3)年度分として105~139が1991・92(平成3・4)年に富士重工、新潟鐵工所で製造されて、小海線、新津、常陸大子に配置されました。105以降はスカートの形状が101~104と異なっています。
というわけで、郡山の車両は初期車のため、試運転の乗客がいない状態で記録できればと思い、足を運んだところ、うまい具合に曇天の下、右にE721系がチラリと見える試運転時のカットを撮影できました。
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鹿衝突防止スピーカーを付けた長コミのキハ112形(キハ112-111)

キハ112-111キハ112-111(長コミ) 2017年8月12日 小淵沢駅

今回は特に目新しい情報ではありませんが、ネット上であまり紹介されていない小改造車の写真をアップします。JR東日本小海線営業所に所属するキハ112-111です。

前面スカートの向かって左側を見ていただくと、原形とは異なっているのがわかると思います。これは、鹿との衝突防止対策として、電子音をスピーカーから発するように改造したものです。調べてみると長コミの所属車の片運転台のキハ111+キハ112形に取付けられているようです。この111は、2015(平成27)年に国鉄急行色に塗装されていましたが、塗色変更当初はスピーカーの存在が確認できないものの、いつしか取付けられていたようです。残念ながら急行色時代の写真は記録できませんでしたが、先日、土砂降りの後という悪条件だったものの記録できましたので紹介しました。

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「HIGH RAIL 1375」のキハ112-711

キハ112-711キハ112-711(長コミ) 2017年7月30日 小淵沢駅

7月30日は甲府駅と小淵沢駅に出撃してきました。

今回は小淵沢駅で撮影した「HIGH RAIL 1375」のキハ112-711をアップします。小淵沢駅で「HIGH RAIL 1375」は2両とも形式写真が撮影できるという形式写真仲間からの貴重な情報に便乗しての成果です。雑草が気にならない方の4番線停車中の写真とキハ103-711は本編で使おうと思いますので、今回は雑草が目立つ方の写真ですがご容赦ください。

「HIGH RAIL 1375」は7月1日から小海線で運行を開始した観光列車で、同線は標高が高い駅を有する線区であることから「天空にいちばん近い列車」をコンセプトとして「天空」、「星空」を楽しめるようにしたもので、愛称は高さの「HIGH」と線路の「RAIL」、野辺山-清里間のJR線標高最高地点の1,375mの「1375」を組み合わせて命名されています。

キハ103-711(2号車、種車はキハ100-29)+キハ112-711(1号車、種車はキハ110-108)の2両編成で、写真の小淵沢方のキハ112-711は2・4位側にペアシート(14席)、1・3位側にシングルシート(7席)が窓側に向けて配置され、後位側の側出入口が閉鎖されて4人掛けのボックスシートが通路を挟み1組ずつ設けられています。また、便所は撤去され、物販カウンターが設置されています。
一方、小諸方キハ103-711は前位寄り側出入口が閉鎖され、ギャラリーHIGH RAILを設置して半球型ドーム型天井に星空映像を映し出し、壁面には天文関係の書籍が展示されています。客室内はリクライニングシートで、便所はリニューアルされて車椅子対応としたものが設置されています。

この車両が改造を終えて長野総合車両センターから出場した時、私たち車両研究家の間では、「何故、(形式が)キハ103とキハ112なんだ?」と話題になりました。というのは、改造当初の長総での構内試運転の画像を見ると、連結面側にも保安装置の表記があり、片運転台の「キハ112」を名乗るのは疑問に思えたからです。しかし、今回、営業開始後の実車を見て納得しました。連結面側の保安装置表記は消えており、片運転台車扱いの2両固定編成となっているように見受けられました。
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小海線のキハ110形100番代(キハ110-112)

キハ110-112キハ110-112(長コミ) 2017年4月8日 小淵沢駅

春の青春18きっぷ最終回の目的地は悩みました。「高田お花見号」のE653系、485系ジョイフル・トレイン「ジパング」等々。結局先週に引き続き中央線方面に出かけてきました。

小淵沢駅に停車する小海線の気動車は、これまで障害物があり良好な形式写真が撮影できませんでした。以前見られた側線留置も最近はないようで、小海線の気動車を綺麗に撮るには中込駅の入出庫のタイミングを狙うしかないと思っていました。しかし、最近になって小淵沢駅4番線に停車する列車の小淵沢方の車両のみ撮影可能になったことがわかりましたので、先週狙いに行ったのですが、雪で撃沈。リベンジに向かうことにしました。

小海線のキハ110系には鹿除けの警告音を発するスピーカー付きの車両がおり、今日はこれも狙いたかったのですが、すべてうまくはいかないようで、来たのは写真の通り未装備の車両でした。

それでもキハE200形のリベンジは果たしましたので、そちらは本編にアップする予定です。

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東北遠征報告(3)陸羽線色のキハ112形200番代

キハ112-220キハ112-220(仙ココ) 2016年11月6日 酒田駅

遠征最終日の報告です。この遠征では2泊とも秋田駅近くのホテルに宿泊しました。というのは、2日目の秋田駅での撮影が雨にたたられて惨敗だった場合、もう1日秋田で撮影するという行程が考えられたことと、仮にうまくいった場合にもその後の選択肢に対応できたからです。実際には2日目は満足いく結果でしたので、この日は朝のうちだけ秋田で撮影して、その後9:15発の「いなほ8号」で酒田に移動することにしました。

酒田は当初の計画段階では、遠征の行程には入っていませんでしたが、日程がズレて大館での撮影を削ったために最終日の撮影地に浮上しました。ですので、青森県、秋田県、山形県と、丁度東北の日本海側3県を3日間で周ったことになります。

写真は酒田駅の側線に待機する陸羽色のキハ112ですが、2年前に訪問した際には滞在時間帯の関係でキハ111の方しか撮れなかったため、2年越しの思いが叶った訳です。陸羽色のキハ111+112は塗色以外にもキハ111の側面に行先表示器がなく便所配置にも差異が見られますので、決して無視はできない車種となっています。次回は是非黄色帯の方も撮影してみたいところです。

以上で3日間の報告を終わります。晴れたり、雨が降ったりした時間帯もありましたが、3日間ともほぼ曇りで、良好な記録ができました。紹介した写真以外にも撮影成果をサイトに反映できるようにしていきます。(写真をクリックすると、少し大きめの画像が表示されます)


元「秋田リレー」用のキハ110形200番代(キハ110-224)

キハ110-224キハ110-224(新ニツ) 2011年8月16日 新津駅

今回は新津運輸区に所属するキハ110-224の写真をアップします。

キハ110形200番代のうち、新津と長野に所属する223~236の14両は、1996(平成8)年3月から約1年間、秋田新幹線の工事に伴い田沢湖線が運休するのに伴って、北上線経由で北上-秋田間に運転された特急「秋田リレー」に使用されたキハ110形300番代から改造されたものです。同様にキハ111・112-210~212は元「秋田リレー」用キハ111・112-301~303の改造車です。

ネット上で調べてみますと、客室内にはロングシート部分の窓枠にミニテーブルがそのまま残っているなど、「特急車」としての痕跡があるようですが、外観上は一般のキハ110形と同一塗装に変更されたため、これといった特徴はないように思えますが…。

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キハ38形風塗装に塗り替えられたキハ112-204

キハ112-204キハ112-204(高タカ) 2014年11月8日 高麗川駅

今日は高麗川駅に209系3100番代ハエ71編成3両の形式写真を撮影に出かけましたが、今回はその時に偶然に撮れた「八高線全線開通80周年記念」イベントの一環としてかつてのキハ38形の塗装に改められたキハ112-204の写真を紹介します。

中線開きではありませんし、乗客もそこそこ乗っていて、あまりよい条件ではありません。
八高線のキハ110系の形式写真を撮るには、高崎駅3番線に停車する車両を狙えば高崎方は難なく押さえられます。しかし、高麗川方は今のところ良い撮影地が思い浮かびません。かつては午後に高麗川駅の側線に留置される運用があったのですが、現在それはなくなっているようです。そういうわけで、「とりあえず撮影しました」というのが今回の写真です。

ハエ71編成を撮影している時に、形式写真を撮影されている若い方に出会ったので、声をかけてみたらツイッターで相互フォローしている方でした。今日は各車両基地で公開イベントも開かれていたようですが、こうした地味な撮影地で同じように撮影されている方と出会い、お話出来てとても嬉しく思いました。(写真をクリックすると、少し大きめの画像が表示されます)