SL列車廃止で去就が注目されるスハシ44 1

スハシ44 1スハシ44 1 2012年7月31日 森駅

JR北海道のSL列車のうち、釧路-標茶間の「SL冬の湿原号」を除く各列車が本年度いっぱいで廃止されるそうです。
新型ATS搭載には高額の予算が必要なこと、北海道新幹線の開業に注力することなどが理由に挙げられているようですが、「SL函館大沼号」の終着駅である森町などは、SL列車が観光資源のひとつとして重要な役割を担ってきたわけで、打撃を受けることでしょう。

SL列車というと、大井川鐵道に出撃するといつも思うことですが、蒸気機関車ばかりに注目が集まり、客車も貴重な車両であるにもかかわらず誰もカメラを向けていないことです。
JR北海道のSL列車用としても、スハシ44形という面白い車両がいます。

もともとスハ43系の北海道用緩急車として製造されたスハフ44 2を、JR北海道で「C62ニセコ号」用として1988(昭和63)年に厨房、小テーブル、カウンター等を設置したもので、1995(平成7)年に同列車の廃止で廃車となりましたが、1999(平成11)年に「SLすずらん号」用として復帰、その後は「SL函館大沼号」、「SL冬の湿原号」に使用されています。

床下に搭載されたディーゼル発電機が目立つほか、「SLすずらん号」用として再整備された際に屋根上の通風器が撤去されており、外観上も特徴的ですが、JR発足後に一般形客車に登場した新形式という点でも珍しい車両だといえるでしょう。(写真をクリックすると、少し大きめの画像が表示されます)


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