イタリア映画祭2013(2)

「司令官とコウノトリ」「司令官とコウノトリ」

イタリア映画祭2013」、2日目はまず「Il comandante e la cicogna(司令官とコウノトリ)」(Silvio Soldini=シルヴィオ・ソルディーニ監督)を観ました。

Valerio Mastandrea(ヴァレリオ・マスタンドレア)は男一人で姉弟の子供を育てる父親役、そして、その家族と周りの人々が織りなすコメディーです。タイトルの司令官とはイタリア統一の父、ガリバルディのこと。とある都会の街の広場にある彼の像のもとでは、現代イタリアの諸問題が起きていて、そのガリバルディの「自分が統一したこの国家は今やこうも腐敗している」というようなつぶやきから物語は始まります。

Giuseppe BattistonGiuseppe Battiston

そして本作に出演したGiuseppe Battiston(ジュゼッペ・バッティストン)がゲストとして来日。今回俳優で来日したのは彼がひとりだけです。

彼の出演作はこれまでの映画祭でも数多く、私も10作品は見ていると思います。一度見たら忘れられない大きな体の持ち主で、実物もスクリーンの中の彼そのものでした。

Giuseppe BattistonとCarlotta CristianiGiuseppe BattistonとCarlotta Cristiani

上映後はバッティストンと編集担当のCarlotta Cristiani(カルロッタ・クリスティアーニ)による質疑応答がありましたが、バッティストンはとてもたくさん語ってくれました。
本作はこの映画祭の中でも、とても楽しい作品でしたので、一般上映されるかもしれませんね。

なお、本作のエンディングテーマはVinicio Caposselaの「La cicogna」でした。

「家の主たち」「家の主たち」

次はEdoardo Gabbriellini(エドアルド・カッブリエッリーニ)監督による「Padroni di casa(家の主たち)」。

こちらもValerio Mastandrea(ヴァレリオ・マスタンドレア)主演で、その弟役がElio Germano(エリオ・ジェルマーノ)。そしてイタリア・ポップス・ファンが今回最も楽しみにしていたのが、本作は歌手のGianni Morandi(ジァンニ・モランディ)がヴェテランか主役で出演していることでした。

兄弟は山に囲まれた村に暮らす、元スター歌手の家の床貼り職人としてローマからやってくる。自然に囲まれた穏やかな村のように見えるが…。

Edoardo GabbrielliniとGabriele RobertoEdoardo GabbrielliniとGabriele Roberto

上映終了後は監督と音楽担当のひとりGabriele Roberto(カブリエーレ・ロベルト)による質疑応答がありました。
ファウスト・ミエーリという歌手役のGianni Morandiは、映画の中で実際に自分の故郷で行ったコンサートを彷彿とさせる野外公演を行いますが、そこで歌われる2曲の歌はCesare Cremonini(チェーザレ・クレモニーニ)が本作のために書き下ろしたそうです。
(またまた私が質問してしまいました)


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