特急「ライラック」のクハ789形200番代(クハ789-205)

クハ789-205クハ789-205(札サウ) 2017年11月4日 岩見沢駅

北海道遠征最終日の報告です。

前日はメインの「ニセコエクスプレス」を撮影したのがお昼過ぎでしたが、15時頃には周囲が暗くなり、これ以上の撮影はできませんでした。したがって、最終日に数を稼ぐつもりでいました。

前夜からの雨は上がり、天気予報は晴れ傾向となりましたので、当初予定していた苫小牧方面は諦めることに…。結果的に岩見沢に向かう伊藤さんに便乗することとなり、「一日散歩きっぷ」を購入して2人で旭川行の始発列車に乗り込みます。岩見沢では明け方まで雪が降っていたようで、留置車両の屋根は雪化粧。これでは形式写真になりません。最低限の撮影にとどめて江別へ向かいましたが、すでにピーカンとなってしまったので素通りして苗穂へ…。ここもピーカンでしたが、予報では午後も雨か雪のようで、実際、既に日本海側では降り始めている模様。すると、予報どおり雲が広がってきて、撮影タイムに突入。数本の留置編成を撮影し、13時頃には冷たい雨となりました。

ここで2日間行動を共にした伊藤さんと分かれて、次なる撮影地へ。苗穂で撮影した時点で次は石狩当別を予定しましたが、スマホでアメダスをチェックすると、晴れ予報の苫小牧が日照「0」となっているではないですか。そこで、苫小牧へ向かうことにしますが、札幌周辺のローカル列車が軒並み遅れており、13:00の苫小牧行は20分ほど遅れている模様。撮影を予定していた列車に間に合わなくなりそうでしたが、一か八かで苫小牧へ。17分程度の遅れで済み、キハ143を予定通り撮影。「すずらん」の1本が789系1000番代だったのは残念でしたが、石狩当別よりも撮影両数は確保できたと思います。

写真は朝、岩見沢駅で撮影した特急「ライラック」のクハ789-205です。青函特急「スーパー白鳥」として活躍してきましたが、北海道新幹線開業により同列車は廃止となり、2017(平成29)年3月ダイヤ改正より特急「ライラック」に使用されることになり転用改造されました。保安装置やブレーキ装置の改造のほか、先頭車はスカート部の変化や、前面の愛称表示器がフルカラーLEDとなっているのが目立ちます。また、各編成に北海道内の観光ラッピングが施され、このHE-105+HE-205編成は「空知」のラッピングが側面に施されています。
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11/4の運転を最後に引退した「ニセコエクスプレス」のキハ182-5001

キハ182-5001キハ182-5001(札ナホ) 2017年11月3日 倶知安駅

北海道遠征2日目の報告です。

初日のエントリーにも書きましたように、今回の遠征のメインは10/29・11/3・4のラストランを以って引退する「ニセコエクスプレス」です。私はこれまでに日本ハムファイターズのラッピングの姿を3両とも撮影していました。ほかに撮影できずに終わったジョイフルトレインも数多くありますので、平凡な車両であればこれで終わりにしたかもしれません。ところが、この「ニセコエクスプレス」はグッドデザイン賞にも選出された欧州調のデザインがとても好きで、オリジナルの姿を撮影できずに終わるのは後悔すると思いました。

こうして迎えた遠征2日目。キハ183系5000番代の撮影はこの日に予定し、翌日は予備日と考えていました。遠征のコストパフォーマンスを上げるためにも、出来るだけこの日に撮影を済ませて、翌日は別の場所に行きたいところ。幸い、雨も夕方以降が中心という予報に推移しました。

昨晩から合流した「トレインブックス」の伊藤さんとともに、小樽で少し撮影した後、「ニセコエクスプレス」を迎え撃つため倶知安駅に降り立ちました。ここでの14分停車の間に3両全車撮影できれば、精神的にだいぶ楽になります。ところが、倶知安駅は胆振線時代に使われていた駅舎側の旧1番ホームの両端が立入制限されていて、2番線に発着する蘭越行の「ニセコエクスプレス」は中間車のキハ182-5001しか撮れなくなっていました。途端に不安がよぎりましたが、何とか写真のように中間車を撮影して、快速列車となる「ニセコエクスプレス」に乗って蘭越へ。ここで無事に先頭車のキハ183-5001も撮影。今回の遠征が無駄足に終わる事なく済みました。

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小樽市総合博物館に保存されている救援車スエ78 5

スエ78 5スエ78 5(旭エン表記) 2017年11月2日 小樽市総合博物館

9月に北海道に行ったばかりですが、この11月2日から4日まで北海道遠征に出ていました。

こういう形で同じ方面への遠征が二度続くことは滅多にない事ですが、今回はずっと撮り直したいと思っていた「ニセコエクスプレス」が引退してしまうというので計画しました。メインの「ニセコエクスプレス」は2日目の撮影ですので、まずは1日目に訪問した小樽市総合博物館に保存されているスエ78 5をアップします。戦災復旧車オハ77 20を郵便荷物車に改造したマユニ78 7を旭川工場で救援車に再改造したもので、高崎のスエ78 15が解体されてしまったため、現存する唯一の3軸ボギー台車を履く戦災復旧車です。

小樽市総合博物館を訪問するのは、前身の北海道鉄道記念館以来30年ぶりです。遠征初日は晴れていたため、のんびりと保存車両を眺めようと訪問しました。実はここを訪問したのはマニ30をきちんと撮りたかったからなのですが、木が丁度形式写真の画角に写り込んでしまってダメなんですね。行ってみて初めて知りました。

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黒磯駅からは姿を消すE721系1000番代(クハE720-1012)

クハE720-1012クハE720-1012(仙セン) 2017年8月6日 黒磯駅

今週末の10月14日、JR東日本ではダイヤ改正が行われ、黒磯駅で実施されている信号・電力設備の改良工事に伴い、東北本線黒磯から郡山方面への普通列車が黒磯-新白河間、新白河-郡山方面に系統分離され、黒磯-新白河間はE531系およびキハ110系による運転となります。

黒磯駅で日常的に見られた701系やE721系といった交流電車が営業運転で見られるのは明日限りということになります。中でもE721系1000番代は、昨年暮れにデビューしたため、黒磯駅に営業運転で姿を見せるのは1年未満で終わるということになります。
E721系1000番代は従来、所定運用では早朝と夜間にしか黒磯駅に姿を見せなかったのですが、8月に黒磯駅を訪問した際、多客対応で所定2両編成の運用を代走していたため、写真のように形式写真を撮影することが出来ました。
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塩釜埠頭駅に留置されていたクモヤ900055

クモヤ900055クモヤ900055(仙リハ) 1989年5月20日 塩釜埠頭駅

昨日から今日にかけて、古いネガを少しばかりスキャンしたりしていました。その中から塩釜埠頭駅に留置されていたクモヤ900055を紹介します。

クモヤ90055は戦時設計のモハ63形をルーツとし、モハ63181(昭和21年新製)→モハ72248(昭和27.5改造)→クモヤ90055(昭和46.4改造)という改造遍歴となっています。最終配置は陸前原ノ町で、国鉄民営化前の1987年2月5日に廃車となりました。
写真は1989(平成元)年の撮影ですので、既に車籍はなくなっています。この時は塩釜埠頭駅に101系1000番代の中間車とともに留置されていました。(モハ100-1014の写真を以前アップしています。)
その後、解体を免れて仙台市内郊外でカラオケ施設として車体が利用されていたそうです。しかし、カラオケ施設としての役目を終えた後、数年が経過した2015年頃に解体されてしまったそうです。(写真をクリックすると、少し大きめの画像が表示されます)


青色に塗色変更された姿が目撃されているクハE653-1006

クハE653-1006クハE653-1006 2016年11月6日 酒田駅

特急「いなほ」には常磐線から転用されたE653系1000番代が充当されていますが、塗色は「夕日・稲穂・海」をイメージしたものとなっています。

しかし、ネットでご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、現在、秋田総合車両センターに入場しているU106編成の何両かが青一色に塗色変更されているのが目撃されています。このクハE653-1006も塗色変更されているようで、そのまま単色のまま運転されるとは思い難いですが、少なくとも青をベースとした塗色で出場するものと思われ、今後の動向が注目されます。
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SIVを搭載しないモハE230形500番代の初期車(モハE230-508)

モハE230-508モハE230-508(八ミツ) 2017年9月23日 市川駅

しばらく撮影は遠征が続いていましたが、ようやく一段落しましたので、今日は近場の市川駅で撮影しました。

E231系500番代の総武・中央緩行線への転用が進んでいますが、初期車のミツA503編成を撮りたいとずっと思っていました。というのは、E231系500番代の最初の3本は冷房装置がAU725A(42,000kcal/h)と容量が小さく、特に編成中ほどのモハE230形(502・505・508)はSIV非搭載となっているからです。山手線では良好に形式写真を撮影できる場所がないため、これら初期編成が総武・中央緩行線に転用されたら、まずはこのSIV非搭載のモハE230形500番代を撮ろうと心に決めていました。
実は一度チャレンジしましたが、快速線の列車が遅れてきて被って失敗、今日も時刻表上では何とかギリギリ被らなくて済みそう、というところでしたが、撮っているうちに快速線が入線してきてヒヤヒヤものでした。本編にも使うと思いますが、まずは撮れたてをブログに貼ることにします。
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9月30日を最後に引退する「彩(いろどり)」のクロ481-5502

クロ481-5502クロ481-5502(長ナノ) 2017年9月16日 信濃大町駅

長野総合車両センターに所属するジョイフルトレインの「彩(いろどり)」が9月30日の運転を最後に引退することが、9月15日に公式には「ありがとういろどり号」運転という形で発表されました。

これまで私はクロ481-5503がきれいに撮れていない以外は、一応撮影済みでしたので、この3連休に撮影に行くかどうか悩みました。形式区分としては5502と同じですし、青春18きっぷが使える時期でもないので、1両のために行くには、費用対効果を考えなくてはならない。そこで、「週末パス」を買って、所用や他の地域の撮影などと絡められないかなど検討していましたが、ここへきて台風18号が接近。「週末パス」で2日間出かけるのは事実上無理。諦めかけていたところに、上述の公式発表があり、やはりここで行っておかないと後悔することになるかもと思い始め、15日夜、翌日の松本-信濃大町間の快速「北アルプスいろどり」の指定券を確保し、信濃大町で撮影することに決めました。あとは天気予報次第で、当日朝に決めようと…。

16日朝の天気予報では 午前中は曇りそうでしたので、始発に乗り、松本を目指し、松本から「北アルプスいろどり」に乗車。最初で最後の乗車を楽しみつつ、信濃大町駅で「彩(いろどり)」各車を無事に撮影する事ができました。信濃大町駅ではそれぞれのルートで現地入りして集まった形式写真仲間2人と楽しく撮影。E127系とHB-E300系も撮影できましたので、コストパフォーマンスは十分。

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JR北海道のアルミ試作車735系(クハ735-102)

クハ735-102クハ735-102(札サウ) 2017年9月3日 小樽駅

北海道遠征最終日、9月3日の撮影報告です。

今回は9月4日まで休暇でしたが、5日間をフルに使っては体力的にシンドイので、5日目はオプションとし、曇りそうなら4日目の晩に道南地方あるいは東北地方まで南下しておいて、翌朝だけ撮影し、午後の早い時間には帰宅できるようなプランを考えていました。しかしながら、台風が月曜には抜ける見込みとなり、北海道も東北も晴れ予報に変わりましたので、4日間で遠征を終えることにしました。4日目の北海道も概ね晴天ベースの予報でしたので、朝のうちしか撮れないだろうと覚悟を決めて臨みましたが。やはり北海道の日の出は早いですね。早朝5時台なら何とかなるだろうとの思いは甘く、深川5:44発の留萌本線ですら背景に昇り来る太陽が迫っていて、レタッチで誤魔化すしかない写真となってしまいました。

この先のプランとしては、晴れを覚悟し、(1)岩見沢駅でキハ183系「旭山動物園号」編成の中間車だけ撮影する、(2)留萌まで往復乗り鉄する、(3)観光をする、などが浮かび、(1)の岩見沢に向かいましたが、車中でアメダスを確認すると、札幌、小樽方面は雲がありそう。そこで岩見沢での下車を取りやめて、札幌乗換で小樽に行って4番線に入る快速「エアポート」を狙うことにしました。

この判断が成功で、札幌8:43の小樽行を待っていると来たのは735系を2本くっつけた6連。しかも小樽は2番線に入る模様で、あとは天気次第。
空を気にしながら小樽に到着すると、雲が切れて太陽が覗きましたが、今日は風も強く、みるみるうちに雲が広がってくれて今回の遠征では撮影を諦めていたアルミ試作車の735系各形式をゲットできました。

今回貼ったのは、薄日が差して影が入ってしまったのでイマイチですが、クハ735-102の方です。曇りで撮れた101の写真はいずれ本編に使おうと思っています。

この後の快速「エアポート」2本も無事に撮影して札幌に戻り、苗穂でキハ283系を撮影して全ての撮影を終了。

今回の撮影成果をもとに、本編のJR北海道の車両のページを充実させていきたいと思っております。
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721系1000番代のuシート車クハ721-1009

クハ721-1009クハ721-1009(札サウ) 2017年9月2日 江別駅

今回の遠征は台風15号の接近に伴う曇り予報を見込んでのものでしたが、台風が当初の予想よりも東寄りのコースを進んだため、晴れベースの予報に推移。3日目も晴れベースの予報となり、苦戦が予想されました。

この日は岩見沢と江別を往復して効率よく様々な車両を狙うつもりでしたが、時系列予報を見ると曇るのは朝のうちだけでそのうち晴れてくるというもの。早朝の岩見沢はまだ雲に覆われていて、稼げるだけ稼ごうという感じでバンバン撮影しましたが、時折日が差すものの夕方までは概ね曇りベースで推移してくれました。

この日のメイン、早朝の「ノースレインボーエクスプレス」は全車撮影できましたし、「フラノラベンダーエクスプレス」には所定の「クリスタルエクスプレス」の窓ガラス破損の影響で引退が決まっている「旭山動物園号」編成が入ってくれました。そして二度に分けて立ち寄った江別では、写真の721系の異端車クハ721-1009を先頭とするF1009編成が来てくれました。こんな事ってあるんですね。

この日は他に滝川駅と深川駅でも撮影して宿泊地旭川に向かい、旭川の居酒屋でひとり祝杯を上げました。
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