都電荒川線の活性化策のひとつとして、2007(平成19)年にアルナ車両で1両が新製された"レトロ調車両"。8500形以来14年振りの新車となった。
屋根はダブルルーフ風、側面には楕円形の窓を配し、塗装はエンジとクリーム色のツートーンカラーを採用、昭和初期の東京市電をイメージしたデザインとした。客室内は床と壁面を木目調とし、手すりは真鍮風、半間接照明としている。また、バリアフリー対策として、車椅子スペース、低い吊り手の設置などもなされた。イベント用としても使用されるため、運転席背面には20インチLCDも設置されている。定員64(座席22)名。
制御装置はVVVFインバータ制御を採用、運転手が急病になったときに自動的に電車を停止させるデッドマン装置を導入し安全性向上に努めた。台車はFS91B。
2007(平成19)年5月27日より運転を開始、同時期に三ノ輪橋電停がレトロ調化、荒川車庫前に"都電おもいで広場"がオープンするなど、話題も多い。

9000形
9001 平成19新製
2007年5月26日 荒川車庫にて

FS91B台車
2007年5月26日 荒川車庫にて