大阪市交通局50系(5000系)は、同交通局初のMM´ユニット方式の車両として1960(昭和35)年から新製された。
主制御器、主抵抗器などを備える5000形(M1)と電動発電機、蓄電器を備える5500形(M2)の2両ユニット方式で、車体は1100・1200形(後の100・200形)に準じて前照灯と尾灯を窓下に配している。扉は1200形に準じて片側3扉両開きとした。主電動機も1100・1200形と同様で、制御方式は抵抗制御、台車はFS-328、KH-26、FS-332の3種類となった。
まず1号線(御堂筋線)に投入されて同線の輸送力増強に貢献し、30系登場後は2・4・5号線に転じた。また、ATC化に伴って前面助士席側の窓が小窓化されている。
その後は2代目200形(旧1200形)を付随車化した5700形や、6000・6100形を改番した800・900形を付随車化した5800・5900形などを中間に挟んで運用されたが、冷房改造はなされず、新20系の増備が進むにつれて順次廃車となり、1994(平成6)年までに全車廃車となって形式消滅した。

大阪市交通局50系
5026他4連
1982年8月8日 九条駅にて